記憶のプレゼント【クロロ･ヒソカ】

記憶23 ページ24

『んんんんー！！！』









ヒソカ「大丈夫、離さないから♤」









どんどん落ちていく私とヒソカ









スタッ









閉じていた目をゆっくりと開ける









『ん！ん！(とって！)』









ヒソカ「はいはい♤」









『はぁはぁ…彼に怒られちゃうよ？』









ヒソカ「ここまで来たら共犯だよ♢」









やられたわ…









ヒソカ「ねぇ、思い出したの？」









『ん？なにを？』









ヒソカ「彼のこと」









『あ、うん！3つも思い出せたの！』









ヒソカ「全部思い出すのも時間かからなそうだね♤」









『そうだね！』









ヒソカ「まぁ僕も遅れはとらないけど♧」









何のことかと首をかしげる









『ふぁ！』









片手で頬を掴まれる









『やーめー＿＿＿＿＿＿＿＿っ…』









私の目をじっと見つめながら、急に顔を近づけてきた









感じたことのある状況に戸惑う









『な、何してるの！離れ…て…っ…』









何を言わずに腰を掴まれ引き寄せられた









少しでも動いたら唇も体も密着しそうなぐらい近い









『っ＿＿＿＿』









ヒソカ「しないけどね♤」









『へ…？』









光の速さで私から離れたヒソカ









ヒソカ「何？その顔。して欲しかったの？♡」









『ち、ちがう！』









少しだけ期待してしまった自分









『でも＿＿＿＿＿クロロ「A！」









上を見上げるとベランダから体を乗り出している彼がいた

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