ポアロの隣の花屋さん。【安室透】【降谷零】

11 ページ12

「えぇ……あ、はい……もちろんですけど……あの……安室さん、手を……」





うん、ずっと握ってて((





「あ、あぁ……すみません。やっぱりあなたの手は何故か握りたくなってしまうんですよね。」





うん。どこの乙女ゲームだ。
私もずっと握っていたい((





「では、交換しましょうか。」









安室さんと連絡先を交換した後、ポアロ出て外で待っている坂本さんの所へ向かった。
坂本さん背でかいな。モデルやれ。







「坂本さん！すみません……お待たせしてしまって……」




「……ううん。別に。大丈夫。」





なんか怒ってる？え、なにした？
あ、私お金払ってない！





「坂本さん！すみません！お金払い忘れてました。返します！何円ですか。」





「それなら大丈夫です。僕が奢りますよ。」




「え、でも」



「大丈夫ですから。今日は甘えてください。」



「じゃあ、お言葉に甘えて。」







金のことじゃない。
なんだ？
本人に聞くべきか？
うん。聞こう。





「坂本さん……なんか、怒ってます？」




「いや？全然？」




「嘘つけ」




いや、めっちゃ嘘。
あの優しい雰囲気どこいった。
敬語どこいった。






「……別に、Aさんじゃないですよ。」





「え」





じゃあ



誰に？







「ほら、行きますよAさん。」






「あ、はい！」









つか、なんで怒ってるんだ？

12→←10

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す