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拒否権はない ページ8

リヴァイさんの自室に着くと、作っておいてくれた紅茶が置いてあった。


リ「チッお前のせいで冷めてしまったじゃねぇか。」

あ「すみません。せっかくなんで頂きます」


そうして紅茶を1口飲む。


あ「…!?」


お湯と茶葉の割合が凄くちょうど良い。

甘さ控えめでスッキリとした味。

今まで飲んできた紅茶の中で1番美味しかった。


リ「なんだその面は。気に入らなかったのか」

リヴァイさんは私をずっと見ている。

思わず顔に出ちゃってたみたいだ。


あ「いえ、あまりにも美味しくてビックリしただけです。なんていうのかな…初めて飲みました。こんなに美味しい紅茶は」


そう言って私は思わず笑みが溢れた。


リ「そうか」

リヴァイさんは照れくさそうに少しだけそっぽ向いていた。



…と突然


ハ「やぁリヴァ……イイイイイ!????」

メガネの背が高い女の人が入ってきた。


ハ「ちょ、え!?知り合いだったの??」

その人は驚いた表情を見せる。

リヴァイさんはというと、とても不機嫌そうだ。


リ「おいクソメガネ…ノックしろと何度言えばいいんだ」

ガっとお腹に蹴りを入れていた。

ハ「ごごごごごめんって!!てか近くで見ると君可愛いね!!いやもう美女!!名前なんて言うの?」

あ「Aです」

ハ「Aね!!私はハンジ、よろしくぅ!!」

結構テンションの高そうな人だな。


リ「早く出てってくれないか。でねぇと次は天井につるし上げて動けないようにする」


そうリヴァイさんが言うと、ハンジさんは少し焦っていた。


ハ「ちょ、待って待って。最後に一つだけ!!リヴァイはAを調査兵団に入団させるつもりなの?」

あ「ちょ、調査兵団!?さすがにそれは…」


リ「そのつもりだ。」

とリヴァイさんは即答。


あ「えええええええ!?いや、私なんて弱すぎてすぐ巨人に殺られてしまいます」

リ「その怪我が完治したら俺がみっちりと鍛えてやる。だから早く治せ。」


き、鍛えられるだと…このお方に…?

もう予想がつく…

絶対死ぬぞこれ!!


ハ「ほんと!?やったぁ〜これでAを毎日眺められる〜」

リ「気持ちわりぃ。もういいだろ早く出てけ」

ハ「分かってるよ〜」


ハンジさんは嬉しそうに部屋を飛び出した。



あ「あの、リヴァイさn」

リ「拒否権はないからな」

あ「あ、はい…」



あぁ私これからどうなるんだろう。


狼だってバレる日が来ちゃうのかな…

思ってくれていたこと→←優しいリヴァイさん



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もっぴぃ(プロフ) - ナメクジさん» ありがとうございます!!これから更新していくので是非目を通して下さると嬉しいです!! (2020年5月24日 11時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
ナメクジ - もう、サイコーです。これからも頑張ってください。 (2020年5月23日 23時) (レス) id: e495d80177 (このIDを非表示/違反報告)
もっぴぃ(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» ありがとうございます!!是非続きも見てってくださいね!! (2020年5月21日 18時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - もっぴぃさん» とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年5月21日 16時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
もっぴぃ(プロフ) - れんさん» ありがとうございますうう!!お陰で続きの話も頑張って作れそうです!! (2020年5月20日 21時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もっぴぃ | 作成日時:2020年5月20日 18時

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