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黒尾先生といつも ページ35
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変なやつだ、って思った
俺よりかっこいい奴なら同級生や先輩にもいっぱいいるし
一時の気の迷いだろうなと
「クロちゃーん好きだよ！」
「はいはい」
それでもアイツはめげずに、俺へ思いを伝えてくる
そして気づけば1年半も経っていた
そして今日も今日とて俺に伝えにくる
もう十分伝わっている、って多分態度に出さなくても分かっているだろう
「クロちゃん私のこと好きになった？」
「なってないでーす」
なってない、なるわけない
先生と生徒という壁は絶対に超えてはいけない
だから芽生え始めたこの感情に
気づかないフリをした
アイツが明日も明後日も「クロちゃん」と笑顔で呼んでくれるだけで
「私さ、引っ越すんだ.......お父さんの仕事の都合で福岡に」
「そっか」
大学も多分福岡の大学にしろ、って
寂しくなるな、とかそんな軽い言葉より
これはもっとずっと
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黒豆粉 - この小説、好きです！！更新楽しみに待ってます！！応援してます！頑張ってください！！ (2019年9月27日 16時) (
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作者名：ノア | 作成日時：2019年9月23日 13時
