偽装 ページ42
.
ふと、後ろを振り返るとさっきの
男が立ち尽くしていた
手には赤色の液体が付いた果物ナイフ
ハッとAさんを見ると後ろから僕に
抱きつくように倒れていた
CM「A…さん？」
「…」
…！！！
よくみるとAさんの右脇腹から
出血していた
CM「Aさん！？」
男が逃げようとするのを見て
CM「誰かそいつを捕まえてくれー！」
僕はそう大声で叫んで
持っていたタオルでAさんの
傷口を押さえて止血を試み
救急車を呼んだ
男はその辺を歩いてた一般の男の人たちに
取り押さえられていて
たまたま通りかかった警察官に
手錠をかけられていた
LT「チャンミン！Aちゃんに何があった」
そこにトゥギヒョンがきて
僕は事情を説明した
LT「チャンミンが居ながらなんでこんなことに…」
CM「本当にすみません」
LT「俺に謝ることじゃない」
そうこうしてる間に救急車が到着し
僕とトゥギヒョンが同乗した
ーーー
Aさんが処置室にいる間
僕は警察に事情を説明し
男の持っていた写真についても話した
Aさんの今後の生活に支障が
出ないよう公に公開はせず
通り魔に襲われた僕をAさんが
守ってくれたというふうに偽装した
写真にうつる男らを探しだし主犯を
捕まえると警察は言ってくれた
LT「とりあえずAちゃんには俺がついてるからチャンミンはリハーサルに行け」
CM「で、でも」
LT「チャンミンが行かなかったらリハーサルできないだろ、ライブが中止になったりでもしたらどうするんだAちゃんもそれは望んでない」
そう言われた直後
マネージャーが迎えに来て
僕は病院を後にしリハーサルに向かった
会場に着き次第
僕は遅れた理由を説明し皆んなに
謝りに回った
守ってあげれなくて
本当にごめんなさい…Aさん…
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夏 - 続きがとても気になります^ - ^ (2016年5月1日 14時) (
レス) id: 4f43e157fd (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 面白かったです。 続きを楽しみにしています。 (2016年2月26日 20時) (レス) id: 2cda5d8848 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2015年11月30日 20時
