笑みーLTー ページ35
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キュヒョンのことを聞いてから一気に
Aちゃんが落ち込んだ
LT「嫌なこと聞いてごめん」
「いえ」
腕時計を見るともう帰る時間が迫ってた
「そろそろ帰る時間かな」
LT「そうだね…立てる?」
そう言って手を差し伸べまた手を繋いだ
少しでもAちゃんを元気付けたくて
メンバーの面白い話をいっぱい聞かせてあげた
LT「帰したくないなぁ」
「え?」
LT「あ、いやなんでもない笑」
気づいたら俺もつい本音を言葉に出してた
聞かれちゃったかな…?笑
車に戻り早速朝買ってきた浴衣をAちゃんに渡した
LT「Aちゃんにこれプレゼント!」
「え!?プレゼント?昨日の今日で?笑」
LT「うん、開けてみて」
さて、どんな反応するのか…
「え!?何これ」
目をキラキラさせながら満面の笑みで袋の中を見てる笑
俺が見たかったAちゃんの笑顔そのもの笑
LT「今度さここの海岸で花火大会があるんだけど2人で観に来ない?」
「え、花火大会?!うん!行きたい!」
LT「よかった!じゃあその時はその浴衣着てきて」
「もちろん笑 私浴衣持ってないからすごく嬉しいです、可愛い…」
LT「そうなの?笑 なら尚更良かった」
「大切にします」
LT「ありがとう笑」
すごく喜んでくれたし花火大会も誘えたから
もう大満足笑
だけど一つ問題があった
チャンミンが外出を許してくれるのか…
LT「ところで、夜外出できるの?」
「な、なんとかしまーす…」
って苦笑いされた笑
万が一の時は俺だって何か策を考えないと…
嫌だけど車を発進させてチャンミンのマンション
に向かった
LT「また何かあればすぐ言って、駆けつけるから」
「ありがとうございます笑」
LT「じゃあまた連絡するね」
車を降りた途端Aちゃんのテンションが
また下がった笑
ほんとわかりやすい笑
帰したくはないけどAちゃんもこれが
仕事だからなぁ
下手なことができない…
悲しげな背中を見送って車を発進させた
花火大会…行けるといいなぁ
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作者名:しおり | 作成日時:2022年7月6日 23時