One more time③【赤井秀一】 (ページ11)

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心臓がバクバクして焦りが止まらない

やってしまった、、？人生初の酔った勢いでってやつを…

そんな…やばい

すぐ目の前にある零の顔

『あの…すみませんでした、、！！』

咄嗟に勢いよく零から離れて謝罪をする

『いや、その…酔った勢いとか初めてなんだけど…
こんなこと今まで絶対しなかったんだけど、本当に覚えてないし…えっとごめんなさいとしか言えない…
なんなら私覚えてないから無かったことに…』

「…何を言っている…」

『え、だから…』

眉をしかめる零

やっぱり無かったことにするなんて出来ないよね…

「何を言っている？」

『いや、その…昨日酔った勢いで私たち…』

「…私たち？」

『私たち…』

「…は？」

『え？』

不思議そうな表情

え、どういうこと？零も覚えてない、、わけないでしょ？

『あのだから、私たちそういうことしちゃったんでしょ？』

「…え」

『え』

互いに時が止まったように動かない

状況が全く読めないんですけど…

その直後だった

「…ﾌｯ…ははははは！！」

『…はぁ？』

突然爆笑し出した零

何が何だかちんぷんかんぷん

何笑ってるのこの男…？

『え、何？』

「ははははは！！…いや、ちょ…笑」

『ちょっと零…』

「あぁ、悪い、、笑
A、君は結構抜けてるな。笑」

『は？』

謎の爆笑をしたかと思えば人を馬鹿にして笑われた

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