VOISING学園VOISINGクラス Season2

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ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ ﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝ




ひまなつ「あ〜セミうるせ〜もー無理ーーーーーーー」



そんな戯言を言って机に突っ伏したのは出会った頃からあまりいい印象のない斜め前に居るひまなつ



悠佑「早くジム行きてーーー」



そう言ってシャツの袖を肩まで上げのは髪が長く不良の印象がある割に結構信頼できる方の悠佑さん(あにき)




ゆう「んーとね？くにお？落ち着いて解こうね？ここはＢｅ動詞の過去分詞形が入るでしょ？……ってすちくん寝ない！ 」



くに「かこぶんしってなに、、？？？」


すち「ゆーくん俺の分もやっといて……」



問題を教えてくれるあの天使様はゆう様。その斜め後ろに居るのは聞く言葉聞く言葉にはてなマークを浮かべるくにさん。ゆう様の隣では完全睡眠モードに入ってしまったすちさん


頑張れゆう様！！！




とまぁそんな個性的な人達が集まる訳なんですけど。



理系が苦手という私達の席の周りをみてくれているのは、、



いふ「あ？なんでこうなんの？れるお前かけ算すら出来てない」


れる「えぇ！なんでやねん！！」





いふ「みことお前凡ミス多すぎ。やり方は理解出来てるから見直ししっかりしろ」


みこと「はい……先生…」





いふ「りうらは暗記系しっかりしろ。英単語も地図記号も公式なんかも全部覚えんと無理なんやから」


りうら「りうら勉強に脳みそ使いたくなーい」




いふ「おいこらひまなつ！お前寝んな、お前はやろうとせんから無理なんや。クーラーついてるだけ有難いと思え」


ひまなつ「教室ってクーラーついてても涼しくならんの腹立つ」




いふ「おいA。手が止まっとる。こんなん基礎問題やで？そんなんも出来んのん？」


『いやできるけど、、邪魔…』

いふ「あ？」



そうなんとこの男。私の机の半分に座っているのだ！


やろうにしても腕が当たるだけで工夫しろとか怒られる訳だし、膝の上でやったら机でやれとか言うし、れるくんの机でやったら自分の力でやれとか言うし。



私の事嫌い？いふさんよ




いふ「しゃーないやろお前のとこ居らんと皆見てられんもん」

『ならしゃがむとかすればいいじゃないですか』


いふ「まろわかんなーい」


何だその声ばぶちゃんか





でも教え方は上手だから素直に従うしかないのがまた辛い

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