検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:81,075 hit

拾陸 ページ18

A

見た目には出ていなかったけど、竈門はなかなか痛々しかった




……あの身長、体の大きさから見て竈門はかなり小さめ




そんな体で今まで妹を




楽では決してなかったはずだ

いくら妹でも、鬼を庇うなんて到底肯定はされない行為だ




あいつは痛さと悲しみを同時に沢山抱えているみたいだ




「………………だめだ」




廊下を歩き続けていた足を止める




窓の外を眺める




あの会議で鬼になった妹とそれを助けようとする竈門




重ねてしまった。重ねることなんて出来ないほどに、竈門の方が辛い思いをしているのに




自分の家族と重ねてしまった




暖かい日差しが、今は私自身に突き刺さっているように感じた




「……音と夢を、探さないと」




もはや私の口癖だ




でも目星がつかない事には何も始められない




鷹の調査を待つだけだ




そう思って窓を眺めていた視線を外し、また廊下を歩き始めると前から来た人にぶつかりそうになった





「あ、すいませ_____」




杏寿郎「よもやよもや!月瑠眼少女ではないか!探していた!」




え、いや、うるさいなあ…?




「えっと」




目を使うと、煉獄杏寿郎という文字が見えた




炎柱だっけか




杏寿郎「君と一戦交えに来た!戦ってくれ!」




な ん で ?

拾漆→←拾伍



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
125人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ピエロ(プロフ) - ひーちゃさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです…! (2020年2月28日 11時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃ(プロフ) - めーっちゃよき!! (2020年2月27日 23時) (レス) id: a3b4ed7c89 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピエロ | 作成日時:2019年1月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。