【鬼滅の刃】鬼殺隊が大嫌いな舞姫

拾 ページ12

A

ふらふらと歩いていると、しのぶに会った



しのぶ「Aさん？もう着替えたんですね、お似合いです」



「そりゃどうも。
預かってもらってありがと」



これからここで世話になるからせめてもの、挨拶と思って。



……こういう礼儀は母さんと、兄さんに教えて貰ったんだよなあ



しのぶ「いえいえ。ただ、条件付きですけどね」




「？なに」



しのぶ「あの子たちのお世話をして頂きたくて」




掃除とかじゃなくて？？



「あの子たちって」



花札の少年、竈門と金髪のやつ。あぁ、名前見んのも聞くのも忘れたわ



「竈門と、金髪のやつのこと？」



しのぶ「猪頭の子は見てないですか…… ？」



「見てない、と思う。そいつも？」




しのぶ「はい。あと禰豆子さんも」




「鬼のことか」



しのぶ「はい、あの子たちは近々機能回復訓練に参加して頂きます。そこであなたにも協力して欲しくて」



住まわせて貰ってるしな、しょうがない



「わかった」



当然鬼は出ねえだろうな。

昼間は外に出れないし、お館様に届いた文で鱗滝さんは禰豆子は寝て回復してるって言ってたし




しのぶは私が暮らす部屋を教えて、竈門たちのところに行った。



びしばし、鍛えてやろう

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