彼女3 ページ3
及川とAが1年半も付き合っていたという事実を聞いて、金田一は1人こんなエピソードを思い出していた。
……＿……＿
とある昼休みのこと。
金田一「あ、東条さん！ちわッス！」
「…あれ、
くにみんは？」
北川第一出身のため、2人は顔見知り。
中学の時に及川、岩泉、Aで仲が良かったため、バレー部後輩のことも知っていた
……だからか、何故か後輩に「くにみん」「金ちゃん」「影ぴー」とあだ名をつける
金田一「あー、じゃんけんで負けちゃったんで俺が買いに来てるんです」
あはは、と頬をかく金田一にAは軽く笑って
「そっか」
と声をかけた。
その優しい笑い方に、金田一は安心する
バレーと勉強で疲れた心身も、この人によってなんだか緩和される感じがして、好きだなあと金田一は思う
恋愛的な意味でなくとも落ち着くのだ。
「…金ちゃんのおすすめの飲み物って何？」
自分が飲む飲み物を考えているのか、お金を入れたまま止まるA
金田一「あ、俺すか？」
「ふふ、金ちゃん以外誰がいるのさ」
金田一「あっ、お、俺はとうもろこしのこれ好きっす！
この前新商品で出たばっかりなんすけど、結構美味いっすよ」
自販機を指さすと、「ほぉーん」と返事をして、「くにみんはこれかな？」とキャラメルのを指さす
ちょうど頼まれていたのもそれで。
金田一「そうっす！」
そう返事をした瞬間、3回ピッっと言う音がして、飲み物が落ちてきた
3本も飲むのか…？と金田一が疑問を思っていると、2本渡された
金田一「……えっ、」
手元を見ると、さっき話したばかりの飲み物がふたつ。
瞬時に買ってくれたんだと頭が追いつく。
金田一「悪いです！！」
「なんも悪くないって〜、先輩からの奢り」
金田一があたふたしているのをAは見て、ん〜と考える
「じゃあさ、次は金ちゃんがミルクティー奢ってよ」
自分も買ったばっかりのミルクティーをチラつかせて、部活ガンバ〜と去っていく
金田一「……かっけぇ」
金田一はひっそりと1人思う。
……＿……＿
考えた頭で、及川をチラ見する。
岩泉たちにドヤされているものの、試合中は物凄くかっこよく頼りになる。
……お似合いってこういうことを言うんだろうな。
国見「何笑ってんの気持ち悪」
金田一「お前もう少しオブラートに包めよ」
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ピエロ(プロフ) - ミントさん» 返信遅れて申し訳ありません…！影山くんのまで読んでくださったんですか！？ありがとうございます！！気長に待っててくださり本当にありがとうございます！ (2021年2月23日 19時) (
レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 及川さんっ！！ハイキューの推しがたくさんいるので読んでて楽しい作品です！！（影山のもみました！）作品の続き楽しみです！頑張ってください！ (2021年1月30日 9時) (レス) id: 76efc995bc (このIDを非表示/違反報告)
ピエロ(プロフ) - 善さん» まだ秘密です……お楽しみに待ってて下さい！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
ピエロ(プロフ) - milyyさん» ありがとうございます！まだ受験終わってないので嬉しいです！milyyさんもお体にお気をつけて下さい…！！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: ac5457e183 (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - 千夏ちゃん悪女なの？ (2021年1月24日 16時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピエロ | 作成日時：2020年6月28日 20時
