ただいま、Ep.5 ページ6
.
私の相談を聞いてくれた友人は男だったけど
こころなしか一緒にいると何故か安心した
少なくとも、彼に惹かれてる自分がいたことに
なんとなく気づいていた
『いつもごめんね。こんなこと話せるの、ジミンしかいないから』
「大丈夫、むしろ嬉しいから」
『ありがと。…肩かりていいかな？ちょっと疲れちゃって』
「うん、全然いいよ」
少し甘えて、彼の肩に頭を乗せた。
テヒョンとの恐怖の生活で相当疲れてたのか、ジミンに寄り添うとすぐに夢の中へ入った
＿
何かの拍子に目が覚めた
ずいぶん疲れてたのか
すごく深い眠りだった気がする
ほっといたらずっと寝てたんじゃないかってほど
ジミンがかけてくれたのか体には毛布がかけられてあった。
目をこすりながら体を起こすと
すぐ隣にいたはずのジミンの姿がないことに気づいた。
黙って帰るわけないと思って部屋の中を探して回った。
案の定私の予想は的中
玄関にジミンがいた。ドアをじっと見つめていて、何をしてるのかは分からない。
『ジミン、何してん』
「しっ、…喋らないで」
言われ、口元を覆われた。
なに。どういうこと？
ピンポーン＿＿＿
インターホンの音。
ジミンが目でなにか言ってるような気がした
大丈夫。喋らないよ。
なんでジミンの様子が変なのか
なんとなく予想はついた
嫌な予感が頭をよぎる。
素直にジミンの指示に従った。
「A〜？ねぇーってば。いるんでしょ？開けてよ」
怒りにまみれたテヒョンの声
ドンドンドンとドアを叩く音
続けて鳴るインターホンの音
止まらないその音に体が震えた。
私の嫌な予感は的中した。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 397人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綺螺 - ﾘｱﾙ･ﾆﾅｲﾀ･ﾐﾀｲﾃﾞｽ (2020年3月9日 4時) (
レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんてユラちゃん - 怖いけど泣けますね(・∀・) (2018年7月23日 18時) (レス) id: 1ab187734f (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 怖かったけど、面白いのでついつい先読みしたくなっちゃいました笑笑 (2018年4月7日 11時) (レス) id: 6ed9e5bdcb (このIDを非表示/違反報告)
くろぷけ(プロフ) - 初めまして!!!本当に愛が深くそれと同時に闇の深さを味わえる作品でした!!!衝撃的な部分ばかりで正直夜中に見るべきものじゃなかったですwwあまりの衝撃に「えぐ...」と声に出してしまいましたが、とても面白かったです!!!!!!(＾ω＾ (2018年3月31日 23時) (レス) id: d5c421cc77 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - リソヌさん» 初めまして！そういった感想をいただけて嬉しい限りです｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ 番外編もいつか投稿しようと考えていたところだったので、もし書ければ投稿しようと思います＾＾ (2018年3月17日 16時) (レス) id: 7bc4b60aae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あゆた
| 作成日時：2018年3月11日 21時
