【文スト×ヒロアカ】マフィアの少女は雄英高校ヒーロー科

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○

『でッか...』


私、今まで学校とか行ったことなかったけど、此の雄英の設備は一寸可笑しいと思う。


まぁ、マフィアのに比べれば普通な方か。


「あ、太宰さん！おはよう！」


『おぉ、緑谷君、おはよう。合格したんだね』


「うん。敵(ヴィラン)ポイントは0だったけど...」


『其れでも合格は合格だ。おめでとう』


「ありがとう！」


「それにしても扉大きいね。バリアフリー？」


『多分ね』

『まぁ、細かいところは気にせずに早く入ろう』


「う、うん」


誰と同じクラス何だろ。

あのツンツン栗頭と眼鏡野郎と違うクラスが良いな。←


そう思いながらドアを開けると...


「机に足をかけるな！雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか！！」


「思わねーよ、てめーどこ中だ端役が」


「ボ...俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」


......


『...緑谷君、私、不登校になるかも』


「え"」


五月蝿い人と一緒に過ごす空間は地獄だ。


あ、眼鏡野郎が此方に近付いてくるな...


『じゃあ、私先に席着いてるから。面倒くさいのは断固拒否だし』


「え、ちょ、まっ」


ふぅ、無事逃げられた。←


眠いなぁ...


徹夜で報告書作ってたからかも


あぁ、早く帰りたいヨコハマに。


そして中也さんの手作りの菓子が食べたい！！！


其れから其れから...



「お友達ごっこしたいなら他所へ行け


ここは…ヒーロー科だぞ」


！


聞き覚えのある声に前を向けば、寝袋に入ったおじさんがいた。



確かこの人は、抹消ヒーロー イレイザーヘッド


個性は、見たものの個性を抹消、無効化するもの。



彼奴と、同じだな...



声と顔は、織田作さん、顔色の悪さは安吾さんに



似てる...



「ハイ、静かになるまで８秒かかりました。


時間は有限、君たちは合理性に欠くね」


「担任の相澤消太だ。よろしくね」



お願い喋らないで


これ以上、思い出したくないよ...


淋しい想いをしたくない...


どうしよう、話が頭に入ってこない


聞きたくない



其の一心で、目を閉じ、耳を塞ぐ。


思い出さないように


仮面が取れないように


いつもの"太宰A"に戻るために。



そうしているといつの間に話終わったのか、皆席をたっていた。


取り敢えず皆の後を着いていく。


此れから何やるんだろう...

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