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Waiting for the rain ytym ページ8

Side ゆうと









冷たい雨の中、


静寂の空気を引き立てて、



もう俺と君は戻れないって感じて、

すれ違って




車の行く当ても分からないで、


俺の心ここに在らずで、


でも、君は側にいてくれて、



もうダメ、

いや、

まだ、

でも、



なんて言葉を心の中で繰り返す。



このまま部屋に送り出してしまえば、


もしかしたら君と会えなくなるかもしれないのも


分かってるけど、雨は止まない






もうこんなこと考えても遅いけど、


君に愛されたいなんて願うことすらなかった。





でも、その手が冷えてしまう前に抱きしめてたら、


今も僕のために泣いてくれたかな?




変わったのは俺か?



それとも君か?



これは誰のせいなのか?



そんなこと考えても意味ない疑問なのは分かってるけど



大切にしたくないわけじゃない。


そんな思いも今更すぎて


氷のまま溶けずに胸を冷やす。

君もそうか。




愛されたいなんて思わせてたなら


あの時どんな言葉をかけても悲しいばかりだね。



そんな俺は君の笑顔を思い出せるのだろうか。


その思いは雨に流れて消えていっちゃったよ。





2人が出会った時?

この気持ちに気付いた時?


どこまで戻れば2人は笑いあえるのだろう。




今まで見えないほど小さく深い間違いをしていたんだろう。



やまの澄んだ瞳を曇らせた俺はきっと、、、




愛されたいなんてもし思わせてたのなら


君の好きな言葉をかけても悲しいばかり。




今の俺は君の為に何ができるだろう。






そんなこと考えてももう虹は見えない。









_________________________遅すぎたかな。

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作者名:お米のサンバ | 作成日時:2019年1月8日 11時

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