夜道には気をつけろ.5 ページ5
『松平公からの勧めで真選組を探し求めて居たんですけど、その前に倒れてしまって』
取調室から移動して局長室で正座をしながらこれまでの経緯を説明する辻斬り(仮)。
近藤はうんうん、と話を聞いているが隣に座っている土方は納得いかない顔をしている。
沖田はそんなのを気にする様子もなく辻斬り(仮)を見ながら頭を指さした。
沖田「そろそろフード外して貰ってもいいですかぃ?」
『え?ああ、大丈夫です』
土方「いや、俺達が大丈夫じゃねー!」
外す様子のない辻斬り(仮)。
土方はイライラと落ち着かない様子。
すると辻斬り(仮)は『分かりました....まあ、暑いですし』とフードを鷲掴み一気に後ろへと払った。
黒いフードから現れたのは亜麻色の髪。
白い肌に長いまつ毛....綺麗な瞳にぷっくりと上品な唇....誰が見ても美人だと言える類の___
「「女?!/女の子?!」」
沖田「こりゃたまげた」
土方と近藤は女である事実に驚く。
そして相変わらず呑気な沖田。
呑気なのはこの女もだ。
『吉田Aです。副長補佐を任されて江戸へと参った次第です』
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年8月12日 22時