検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:37,047 hit

世間は狭いようだ.2 ページ30

土方「すまねぇが今手が離せなくてな、代わりに近藤さんを連れ戻してくれねェか」


土方にそう言われたのは数十分前。
Aは紙に書かれた簡略された地図を元に歩みを進める。
なんでも近藤さんは想い人の所へ行っているらしく、回収して欲しいとのこと。
近藤には惚れた女が居ると本人からも聞いていたがどのような人物かまだお目にかかれて居なかったので良い機会だとAは思った。


『恒道館道場....此処だ』


とある道場の前で足を止めた。
紙に書かれた恒道館道場と言う文字と掲げてられた表札とも一緒だ。
挨拶をしようとAが一歩踏み出した時だった。


「とっととくたばりやがれ糞ゴリラァァアアアッ!!」
近藤「ブベラッ」
『.... 近藤さん?』


近藤と思わしき人物が吹き飛ばされAの足元で伸びている。
何事かと思っていると中の方から女の人が出て来た。
茶色の瞳でセミロングの茶髪をポニーテールにした女だ。


「あら、初めまして。その服...もしかして新ちゃんの言ってたAさん?」
『ど、どうも』


志村妙。
万事屋に居た志村新八の実の姉だ。

世間は狭いようだ.3→←世間は狭いようだ.1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 真選組 , 攘夷志士
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...  
作成日時:2020年8月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。