検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:37,051 hit

美人嫌いな奴は居ない.5 ページ15

屯所へと帰り土方に手当を施されるA。
沖田は傷口を見ながら顔を歪ませた。


沖田「随分と深い傷口ですねィ」
『そんな痛くないんですけどねぇ』
土方「嘘つけ」


消毒を付ける度に顔を痛そうに歪ませているA。
自分を庇ってついた傷を土方は負い目を感じていた。


そんな土方にAは気づいている。
するとAは『あの....』と口を開く。


『守る事に理由なんて無いです。それに総悟さんが言ってたじゃないですか』


土方を真っ直ぐ見て告げる。


『受け身だけじゃ大切なもん1つ護れないって』


意を決したような声に土方と沖田は目を見開く。
彼女は真選組の為に身を粉にする覚悟をしていると。


土方「俺はお前を信じる。だからお前も俺らを信じろ」
『!....ありがとうございます、仲間が出来たみたいで嬉しいですね....』
沖田「何ってんでさぁ、俺らはもう仲間だろぃ」



そうですね、とAは花が咲くように笑った。
その美しい表情に2人は息を飲んだ。

可愛さ余って憎さ百倍.1→←美人嫌いな奴は居ない.4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 真選組 , 攘夷志士
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...  
作成日時:2020年8月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。