逃げたいぶりっ子VS逃したくない最強《呪術廻戦》

五条ルート7 ページ43

五条「…好き……もうヤバいくらい好きなんだけど。何その理由……」




『ちょっ！？五条さん！？』





私も五条君もそっちのけで話してたけど、一応此処にあと二人いますからね？




頼りない〜ズがいるから！！





男2「あの…姉御？いい雰囲気の中悪いんですけど、店の話は…」




五条「君達二人金に困ってんだっけ？だったら五条家の方で雇ってあげるよ。僕今最高に機嫌良いから」





本当に機嫌良さそうですね…




なんでだ？




五条君の声を聞いたら(顔が見たくなって)会いたくなる気がしたからとしか言ってないと思うんですけど。





男1「マジすか！？これからは兄貴と呼ばせてください！！」




五条「いいよー？なんでも言ってくれていいからねー？」





機嫌良くなりすぎでは…？一応彼ら誘拐犯だけど。





『いつまで抱き締めとくつもりで…？』




五条「離したくない。っていうか結婚してくれるってことでいいんだよね？」




『…まぁ…そうっすね』




五条「問題はその話し方と僕の名前呼びかぁ…まぁこれは高専に戻ってからゆっくり教えてあげる」




『なんだろう…急に寒気が…』





鳥肌立ったんですけど…私の近くに幽霊でもいるのかしら…





五条「ねぇ」




『うん？』




五条「このままホテル行こうか」




『お断りします』




五条「なんで！！！」




『私が好きなのは五条君の顔だもん』




五条「僕がイッた時の顔見たくないの！？」




『私を一体なんだと思ってるのかな！？っていうかよく大声でそんなこと言えるね！？五条君のそういう表情はちょっと見たいけど！…あっ、本音が…！！』





私はどうも思ったことを内に秘めておけないタイプらしい。今更知った。





五条「やっぱ見たいんじゃん。僕も如月の見たいしさ、行こうよ〜。ね？一生のお願い」




『嫌でぇす♡あとそろそろ離してぇ？さとるん♡』




五条「もうそのぶりっ子すら愛しく思えてきたんだけど…キスしよ？昨日と同じ深いやつしよ？つーかさせろ」




『なんで命令なのでしょうか！？おかし____』





私の言葉が続くことはなかった。




え？何故か？そんなの言わせないで。




私が言えるのは五条君の顔がただただ尊かったってことだけだから。





二人((…俺達は何を見せられてるんだろう…))

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