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五条side
夜蛾「Aの居場所は今も分かっていない」
五条「…そうですか」
学長室で告げられた事実は予想通りで、僕は特に驚くことも取り乱したりすることもなかった。
Aとの任務から既にもう一週間は経っている。
それでもアイツが戻って来る気配はなかったし、戻って来ないだろうということは僕自身一番分かっていた。
夜蛾「何があったのかは知らん。だが三週間以内にどうにかしろ。でなければ___」
五条「Aは京都校に移る…でしょ。分かってますよ、僕だって。…分かってるのに…」
学生時代からずっと近くにいた筈で、それなりにお互いのことを知っている筈だった。
それでも僕はAのあんな泣き顔を知らなかったし、見ることになるとも思ってなかった。
あの時初めて気付いた。
Aと僕の考えのすれ違いに。
五条「…僕はこれで失礼しますよ。少し悩み相談してくるんで」
学長はそれだけで理解したのか短い溜め息をついた。
夜蛾「あまり硝子に迷惑をかけるなよ」
・
家入「アンタが浮気した時点で大分迷惑かかってるよド屑。一回サメに食われて死んでくれる？」
五条「ひっど。それが凹んでる同期にかける言葉？あとなんでサメ？」
家入「Aが言ってたから」
そういえばこの前サメの動画を熱心に見てたなと思い出してから、当たり前だった光景を一週間見ていないことに溜め息が零れた。
家入「そもそも私はAの味方であって五条の味方じゃない。責めることはあっても、慰めたりはしないから」
五条「……Aのことが好きだって気持ちさえあれば誰と関係を持ってもいいんじゃないかっていうのが僕の考えだったんだよ」
家入「は？んなわけあるか。死んでこい」
五条「一応最後まで聞いてくれる？泣くよ？」
冗談混じりで言った僕に硝子は“勝手に泣けよ”と一言。
五条「大前提として僕は小雪___僕が関係持った女ね。アイツのことを好きだと思ったことはないよ」
家入「よく言うな。もう一回付き合いたかったとか言ってた癖に。それに元カノなんでしょ？好きだと思ったことないっていうのは嘘だろ」
硝子の言葉に苦笑した。
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shyaberuazarashi(プロフ) - やばい解釈一致すぎる…すっきりしたしもう色々最高でした！ (12月18日 22時) (
レス) @page46 id: e3d211137e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり?★*ﾟ(プロフ) - このくそヤリチン五条許せん、、、！ヒロイン普通に可哀想 (7月24日 11時) (レス) @page31 id: 35bcc8e605 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - いや五がそもそもあありえないけど、別れたって元カノに言ってたよね？あれでよく許せたな (2021年10月25日 5時) (レス) @page46 id: c00755ba92 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん - 何だか最後までヒロイン報われなくて可哀想、、もっとこの糞ヤリチンを徹底的にボコボコにしてあげて欲しかった(笑) (2021年7月3日 8時) (レス) id: c2c5a94e17 (このIDを非表示/違反報告)
みー - この作品めちゃくちゃ面白かったです！鈴ちゃんが五条先生を殴っててくれて安心しました！（笑）あのまま許してたら私の気が収まらん!!本当に面白かったです！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: bb74a842ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹葉
| 作者ホームページ：http://mobile.twitter.com/fall_0613
作成日時：2021年1月12日 1時
