すみだ署の紅一点 (ページ8)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:26,957 hit

夢主side ページ8

・

水城さんと一緒にケーキを食べていると、神谷さんが眉間にシワを寄せて腕を組んでいた。

おっ、これはこれは。例の神谷スタイルですね！！

『神谷さーん、いつもそんな顔しているから彼女できないんですよ。せっかくのイケメンが台無しですね〜もったいない』

神谷「っ…！い、いいからお前は早く食って仕事しろ。」

そんな怒らなくたっていいのに。

私はケーキをじっくり味わって仕事を始めた。

って言ってもパソコンで解決した事件をまとめるだけ。

まぁ私が言いたいのは、クソつまんないってこと。←

こんなの集中できるわけないじゃん。

『あーー暇だなーー』

なんて呟くと、

神谷「刑事が暇だなんて言うな。平和で良いことだろ」

確かに神谷さんの言う通りだけど。

私が刑事になりたかった理由は事件を解決したいからなのにな、なんて思ったり。

こういう雑務もあるだなんて思っていなかった。

私はもっとこうなんていうか、うーん。←

犯人をバコーン！って倒して逮捕！！！！署まで連行！！

っていうのを想像してたのに。←

アクション映画の見すぎかなぁ。

あー無理。暇。

なんて考えているとふとずっと気になっていた疑問が浮かんだ。

・