〔RKRN〕三つの名を持つ者-第三弾-

想い ページ34

それから二週間後の事

雷蔵に放課後話があると言われた

部屋で待っていてと言われたので、ただ今部屋で待機中

話ってなんだろうか…

そう考えていると、ガラッと襖が開いた

『あ、雷蔵』

雷「ごめん、待たせた？」

『ううん、それで話って？』

雷「あ、そ、それなんだけど…////」


突然雷蔵の顔がボブっと真っ赤になった


『え！？なに！？大丈夫？』

雷「だ、大丈夫だから！！ね！！」

『あ、う、うん…』

雷蔵は深呼吸を繰り返しながら、言おうと口を開いたところで、いつもの迷い癖みたいな声を出しての繰り返し

これで20回目←

いつまでやるんだろうか

少し眠気が襲ってきた


雷「あ、あの！！！！」

『ﾋﾞｸｯ』


突然の大声にビックリしてしまった

雷蔵は顔を真っ赤にしながら、私を見つめる

あまりにジーッと見られるので私も恥ずかしくなってしまった

顔が熱くなるのが分かる


『そ、そんな見ないでよ…‪w』


雷『A』

『！』

やっと話の本題を言うのかと待ち構えた

雷「僕、Aの事が好きです！僕だけに秘密を教えてくれた時から、君を想う気持ちが普通の好きじゃなくて、特別な方の好きに変わった！ずっと一緒に居るし、独りにしない！だから…僕と付き合ってください！！！/////」


ドンッと勢いよく土下座をした


え、え、えええええ！？！？！？

ら、雷蔵が！？

わ、私の事が好き！？！？！？//////


ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ


うぅぅぅ……心臓がうるさい…//////

痛くなる程鳴る心臓

今までの雷蔵との記憶を振り返って、今

確信したことがある

自覚すると、更に顔の熱が上がってきた


『か、顔あげて…雷蔵』

雷蔵はゆっくり顔をあげるとおそらくかなり真っ赤であろう私の顔を見て驚いた

『わ、私……』

雷「……ｺﾞｸﾘ」

『私も……雷蔵の事好き/////』

雷「ｯ〜！！////ホント！？！？ホントなの！？////」

『……//////』ｺｸﾘ

雷「じ、じゃあ僕達！今日から恋仲！？///」

『/////』ｺｸﾘ

雷蔵は目に少し涙を浮かべながら喜んだ

そして突然ｷﾞｭｩと抱きしめられた

雷「あ、ご、ごめん！突然抱きついて…！///」

『……ううん、いいよ、心地いいから///』

雷「そ、そっか……今日から僕の彼女か///」

『……私、寂しがり屋だし、ちょっと嫉妬深いよ？……いいの？』

雷「うん！むしろそっちの方が嬉しい！それに多分僕も同じだし！……これからよろしくね、A」微笑

『よろしくね…雷蔵』微笑

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