知っちゃった 雷蔵side ページ18
雷蔵side
「はい、布持ってきたからまずは足を拭こう」
しかし驚いたな
久しぶりに顔見れたと思ったら、こんな天気の中、傘もささずに寝巻きのままで、しかも裸足で出てるだなんて……
流石に泥だらけの足であがるのはと思い、縁側に腰をかけてもらって足を拭いた
「…よし、早く湯殿に入ろう、確か午前中、一年は組が泥だらけになったんで湯殿に入ったはずだから、湯船は残ってるはず」
行こうと言っても、千景は動かない
どうしたんだろうか
知りたいけど、聞く勇気が出なかった
それより早く体を温める事が優先だ
千景の腕を引っ張って、湯殿に行った
さすがにここからは自分でするだろうと思ったけど、千景は一向に動かない
これ、僕が入れた方がいい…?
それとも頑張って入ってもらう…?
ん〜でもでも、何か思い詰めてるみたいだし…僕がやった方がいいのかな……
『……雷蔵』
「ン!?な、何?」
『ありがとう…もう大丈夫だ』
あ、やっと喋ってくれた
「そうか!なら僕、授業に行くね!」
『うん』
とだけ行って扉を閉めた
なんでこんな天気の中あんな格好で外に出てたんだろう
風邪でも引いたらどうするんだよ…まったく
でも、何かあったからだと思うから、仕方ないよな…
さっきまであんな無な状態だったけど、大丈夫かな?
やっぱり、手伝った方が良かった?
いやでももう14だし、さすがに友達にしてもらうのは嫌だよなー…
でももし嫌じゃなかったら?…僕が手伝わなかったせいで、友情崩壊とかしちゃったら…!?
扉の前で悶えていると中からビタンッと音がした
もしかして何かあった?
僕は急いで扉を開けて中に入った
「千景!大丈夫!?入るよ!!」
『あっ!!ダメッ!!!』
制止の言葉が聞こえた時にはもう遅く、僕は扉を開けて、目の前の光景に目を見開いた
目の前に居たのは千景じゃなく、布1枚で体を隠し、綺麗な茶髪の長い髪を濡らし、美白で琥珀の瞳が輝いた綺麗な女の人だった
女の人…………え……//////////
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ごご、ごごごご、ごごごめんなさい!!!!!何も見てないです!!!何も見てないですからー!!!//////////////////」
急いで扉を閉めて顔を填めた
中にいたの女の人だったよね…あれ、千景は…?千景はどこに行ったの…?てかそれより、女性の体見てしまった……僕はなんて事を…///
自分のした事に後悔していると
中から声をかけられた
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ねこさん - 雷蔵オチ。いい!!「これでもドクタケ忍者隊忍び組頭」で会いましょう!!…えっとー たしか、「美少女は食人」でしたっけ?いいと思いますよ! (2021年9月24日 18時) (レス) @page36 id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - ねこさんさん» いつもコメントありがとうございます!是非!! (2021年9月10日 19時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん - 新しい作品読んでみますッ!!これからも頑張ってください!!!アッ お鍋を想像したらおなか減った。おいしそー!!! (2021年9月10日 13時) (レス) id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
リング(プロフ) - ねこさんさん» コメントありがとうございます!もしかして続き待ってくれていたり…?更新遅くなりすみません!!ストーリーの展開に手こずりました汗、この作品、いきなりシリアスだったり突然ギャグになったりとかなり波が激しいので落っこちないようご注意ください←? (2021年9月8日 14時) (レス) id: 4477b9e623 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん - よしっ 続きが出たッ おもろい!!ほのぼのしてるッ!!これからも頑張ってください!!!! (2021年9月7日 12時) (レス) id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リング | 作成日時:2021年3月13日 13時