9話 ページ10
キララ視点。
蘭「なんでも？」
『え、』
蘭「なんでもねぇ…どんなお願いしてやろーかな(笑)」
嵌められたぁぁぁ…お願いじゃなくてどうせ命令じゃん…
『また騙された…それより兄貴、今昼だけどメシ食わないの？』
『オレのメシ食う？オムライスだけど』
蘭「いらね。それよりお前のメシ食いてぇ」
『えぇ…じゃあ、兄貴、今日はオレがメシ作るな』
竜胆「おう。買い出しは3人な？」
『うん。オムライス食べ終わるからちょっと待ってて。』
『ごちそー様でした。』
『な、兄貴達、教室戻ろうぜ』
蘭「教室？うわ、ダル」
とか言いながら来てくれる蘭ニイチャンが優しいのは知ってる。
『兄貴、ここが教室ね！道覚えれた？』
蘭「全然？」
『もう…覚えるまでオレと一緒に訓練だからな！』
蘭「ハイハイ」
竜胆「兄貴ばっかキララと話してズルい！兄貴っていつもいいとこ取りだよな」
『…確かに』
蘭「うるせー」
もー…！！
教室付いたけどさぁ…
『兄貴、オレ等の席縦3人だけど、どうする？』
蘭「は？もちろんオレの方だよな？」
竜胆「まぁ、それが妥当かもな」
て事で、蘭ニイチャンの股の間にオレ、後ろの席の竜胆ニイチャンは椅子を向かい合わせ…背中と背中を合わせるように置いて、逆向きに座る。
『ねぇ兄貴、今日なんのご飯がいい？』
蘭「肉食いてぇ」
竜胆「オレは特にねぇかな」
『じゃあ、お肉料理で勝手に決めてい？』
2人は頷いた。
蘭ニイチャンは頷いたというか、あくびしながらだったけどね。
『てかさ兄貴、えー…っと、この前オレ等のシマで好き勝手やってたからシメたヤツいるじゃん？』
竜胆「あー、あのオレが総長ヤったらすぐ下っ端が媚び売ってきたトコ？」
『それそれ。んでさ、そこの下っ端がまた懲りずに好き勝手してるみたいなんだよね。ってワケで、今日シメいく予定なんだけど、兄貴達も行く？その後買い物行きたいんだけど』
竜胆「あー…ごめん。大事な用できた。メシまでには帰ってくるから。もしオレが遅れたら先に兄貴と食べてていいから」
『大事な用事ね。分かった。兄貴は？』
そう蘭ニイチャンの方を向いて聞くと、蘭ニイチャンは左手はオレの腹、右手はスマホを弄りながら、
蘭「んー、オレもクソみてぇなヤボ用あるなぁ｡まぁすぐ終わるから、竜胆いないなら2人だけでシメいって買い物してメシ食おうな。」
『兄貴と2人きりなのは久しぶりだな…！分かった。』
今日のメニューは何にしようか…
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綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
