7話 ページ8
キララ視点。
「緑谷出久です。えっと、もう1人のお兄さんはなんで来てないの？」
『あぁ…オレが灰谷キララで、』
竜胆「オレが竜胆って言うんだけど、あ、兄貴は蘭って名前な。」
竜胆「兄貴マイペースだし、朝は遅く起きるから先に来たんだよ」
「いつ頃来るのかな？というか、教室の場所わかるのかな…」
『うーん…あの様子じゃあ、兄貴は下っ端とストレス発散した後昼過ぎくらいに来るだろうな。教室の場所は、まぁ兄妹の勘ってヤツ？でわかるよ。』
「な、なるほど…ありがとう。」
「次は僕がいいだろうか？」
『皆確認するね。いいけど』
「僕は飯田天哉だ。個性を聞いてもいいか？」
『個性ねぇ…』
「もしかして、聞いちゃいけない事だったか！？申し訳ない…」
『いや、そんなんじゃないよ。』
竜胆「ま、オレ等は自分から手の内明かす様な事しないしな。」
『少しだけなら教えてもいいよ。』
『オレが【創作】。考えた物を作ったりできるよ。他にもあるけど。』
創作って、作ったものは壊せないんだよな。
竜胆「オレは【消滅】。その名の通り消すことができる。まぁ人とかはキツイけど。」
キツイ？全然キツそうにしてなかったくせに。まぁ、
オレと対局の個性だな。
まぁ、蘭ニイチャンはもっと強いけどね、【変更】っつって、壊した物を戻したり、また壊したりできる。
流石蘭ニイチャン、めっちゃ強いだろ？
それに、オレ等の個性は3人で1つって感じで、喧嘩と同じように3人で力合わせるともっと強くなるから、大好きな個性だよ。
ま、それだけじゃないけどな。
オレ等の…＿＿＿は、誰よりも強いからな。
「凄い個性だな。ありがとう！」
だろ。
『そろそろ質問減ってきたね。他になんかある？』
「うーん…ないな…あ、キララちゃんって呼んでええ？」
『あー…んー……いい…けど、もう1人の兄貴の前はやめてほしい。あと、兄貴達は灰谷兄、灰谷弟で通してほしい』
「ありがとう！けど、何で?」
『いや…まぁ………』
竜胆「はは、お前可愛いなァ…(笑)」
『兄貴、ニヤニヤしないでよ』
竜胆「ほんっと可愛いなァ……嫉妬だろ？」
『…そうだよ』
『もう、言う気なかったのに。いつも兄貴に揶揄われてるクセに、揶揄いやがって。』
『オレの他に兄貴達を名前で呼ぶ奴、親しかいねぇんだよ。親だから良いけど、名前呼びはオレだけがいい』
『笑ったら殴る』
竜胆「はは、兄貴に言ってやろ」
『は！？それはやめろよ兄貴！！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綺羅(プロフ) - 号哭。さん» めんどくさがりなので更新に期間が空いたりしますが、辞めることはないので気長に待っててほしいです〜！！頑張ります！ (8月26日 15時) (
レス) id: d514eccb9d (このIDを非表示/違反報告)
号哭。 - 凄く好きです……!!更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (7月24日 6時) (レス) @page33 id: 07f289d1de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綺羅 | 作成日時：2022年8月10日 13時
