検索窓
今日:26 hit、昨日:1 hit、合計:158,232 hit

弐拾漆ノ舞 ページ29

炭治郎「スンッ…

この匂い、Aだ!
善逸!伊之助!Aが帰ってきたぞ!」


Aに言われて藤の家紋の家に戻った俺たちは、そわそわしながらAの帰りを待っていた。

ガラガラと引戸が開き、入ってきたのは、手を怪我しているAだった。


善逸「Aちゃん!どうしたの?!その手!!

怪我してるよ!!血が出てる!手当しなきゃあ!」

伊之助「さすが俺の子分だ!よく無事に帰ってきたなあ、A!!!」

『うん、ただいま、炭治郎、善逸、伊之助。
手…? あぁ、これくらいなら大丈夫。
自分でやるから…』

炭治郎「…何かあったのか?
Aからは怒っている匂いがする……。」

『…守れなかったから。
自分に、怒ってる。』

善逸「でも…あそこは廃村だったんだよね??」

『…廃村になったんだよ、善逸。』

炭治郎「それって、まさか……!」

『うん、鬼に殺されてた。
女は食べられ男は無惨に殺されていた。

上弦の仕業でね。


私が弱かったばかりに、……また逃がした。』


伊之助「上弦だと?!
それはAのせいじゃねえだろ!」

『ううん、私のせい。
もっと早く行ってたら助かる命もあったかもしれないの。
ありがとうね、伊之助。』

伊之助「お、おう……」

『じゃあ、私は部屋行くから…。
おやすみなさい。』

炭/善/伊「おやすみ」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


産屋敷「それは本当かい?美紀。」


愛澤「はい!本当ですっ……。

私……









Aちゃんが…









村の人達を置き去りにして逃げたところを見たんです!

私は置き去りにされた人達を守ったんですけど、鬼が多くて守りきれなくって…1人だけ…亡くなってしまって……っ!」(ポロポロ

産屋敷「ひとまず、Aが任務から帰ってきたら柱合会議を開こうか。」

愛澤「はい……っ」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


『なんだろ、この違和感。』











これが、全ての始まりだった。

弐拾捌ノ舞→←弐拾陸ノ舞



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
249人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , オリキャラ , 鬼滅   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - まかろんさん» これからの展開、色々想像してみてくださいね! (2019年11月11日 16時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - 童磨に攫われてしまった。。面白いです!次の更新も待ってます! (2019年11月11日 0時) (レス) id: f63dc04389 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りぃるんさん» それはうれしいです!!頑張りますね!! (2019年10月28日 20時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます!亀更新ですが頑張ります!! (2019年10月28日 20時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
りぃるん(プロフ) - めっちゃおもしろくて即お気に入りにさしていただきました!!更新頑張ってください!! (2019年10月28日 7時) (レス) id: 1254c08065 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年10月14日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。