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海 side
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転校してきた日を
俺は 、絶対に忘れない
青いハンカチ
春の匂いを纏った彼女
一目惚れだった
海「その色 、俺も好き」
だから 、そんなことを言った
彼女にとってはどうでもいいかもしれない
『これ 、お気に入りで ...
拾ってもらって助かりました』
少し赤くなったその頬に
触れたくなった
もう少し話したくて
お互い自己紹介をして
わかったこと
それは 、
吉野Aって名前で
照れ屋で人見知りってこと
その二つだけ
携帯で時間を確認すると
もう少しでHRだったから
急いで自分のクラスへ向かう
転校生ってこともあって
皆 、俺を見る
隣の人から友達になろうと思って
座席表で名前を見ると
吉野A
運命だと思った
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作者名：テイ | 作成日時：2017年4月10日 23時
