マイキーの姉ちゃん【東リベ】 (ページ4)

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安心する場所（改）ページ4

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『はぁ…何年ぶりの我が家…やだ、私のバブ♡あら…？これは堅坊のゼファー!?やだっドラゴン入ってる♡こっちはタカリンのインパルス…バジノスケのゴキまで…。家に来てるのね』

『さ、楽しんで来てください。みんな貴方の帰国を楽しみにしてたんです』

『…え？』

車から大量の荷物をおろし終えた連にそう言われ、少し困惑する。

『大好きな可愛い弟が出迎えてくれるはずですよ』

『……知ってたの？』

『口止めされてましたから』

何食わぬ顔で今まで横に居たかと思うと腹立たしいが、サプライズを黙っているのは当然のことでもあるのでよしとする。

『今週はゆっくり休日を楽しんでください。急変が無ければ呼び出しはないかと。僕は打ち合わせがあるので。それでは』

言うことだけ言い早々と事務所に帰っていった連。詳細はわからないが家のドアに手をかける。

『…何よ…変に緊張しちゃうじゃない…』

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…ダンッ(踏込み)

『…!?』

『姉ちゃんｯｯｯｯｯｯ!!!!』

ドアを開けた途端飛び込んでくる愛おしい弟。その後ろで花束がなく音がした。

『あー！マイキー!?花束ぶん投げてどうすんのよ！』

奥からぞろぞろとエマを始め万次郎の友達がでてくる。
万次郎が小学生の頃からの友達が勢揃いで懐かしく感じる。

『エマ…？』

『マイキー、姉ちゃん折れんぞ』
『け…堅坊!?』

『あー…せっかく仕立ててやったのに…シワになるぞ〜』
『タカリン…』

『あ"!!お前俺をぶん殴ったやつ!!』
『パーちん今それ言ったらダメぞ!!』
『パーぺー…』

『すっげー美人じゃねぇか』
『な、何言ってんすか!?』
『あン？』
『ばぢふゆ…』

『……おかえり』
『………ただいま』

少しだけ目頭が熱くなったのは気のせいだろうか___