アホ野郎の許嫁大乱闘 2【stxxx】【n組】

　 ページ5

夢主side






さ「いいかー？こういう時は＿＿＿でこうやって＿＿＿」





今はパンチとかキックの攻撃力向上の訓練です。





さとみさんは国語力が凄い。まあつまり解説が上手い。めっちゃわかりやすい。




頭では言葉を理解している。…つもりです。一応。





『こうですか！！！！』





さ「ちがあああああう！！！！」





『じゃあこうですか！！！？』





さ「ちがあああああう！！！！」





こんな会話をもう何十回も繰り返している。




どうやら私には表現能力がないらしい。だから学校の成績低かったのかな…泣





さ「はぁ…ったく…｣





さとみさんはため息をついたかと思えば私の後ろに来て右手を腰を触ってきた。





さ「…いいか？右手はここ、腰はもっと低く、動くときに腰をあげないこと。その方が速く動ける。」





『…なるほど。こうですか？』





さとみさんが手を離したあと試してみる。





さ「そう！！そうだ！！それだよ！！」





『やっとできた…泣』





さ「あ、あとさっき勝手に触っちゃってごめん、」





『訓練指導のためだったんですし全然大丈夫ですよ。なんなら覚えの悪い私が原因な訳ですし。
あ、体目的だったんならさすがにぶん殴ります。』





さ「お前をそんな目で見たことねぇから安心しろ。」








まあなんだかんだでさとみさんとの訓練は終わった。

　→←　

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す