1-20 childhood ページ20
翼side
「お疲れ様でしたー！」
「お疲れ〜。」
「じゃ、解散。」
改札を出たところでキャプテンから終わりの合図。
今日は日曜日。普段は部活は無いけど、今日は練習試合があった。
「美門、この後どっかで話さね？」
そう話しかけてきたのは同じ一年で俺以外での唯一のスタメン、野木。小学1年生の時からミニバスを始め、四六時中バスケ話しかしないバスケばかだ。
「小1時間ならいいよ。」
俺はため息をつきながら答える。どうせ今日の試合について熱く語るんだろうな。まぁ、バスケもチーム戦だから聞いておいて損はないだろ。
野木は道の向かい側にあるファーストフード店を指差す。
「おう、じゃあ…そこのマックは？」
「ゔぇ、」
うわ、上杉みたいな声出ちまった。
「なんだよ、いいだろ？俺新作食べたいんだけど！」
マックは匂いがキツイんだよな…
仕方ね、小塚のマスクして我慢するか。
野木に肩を組まれながら道を歩く。
その途中のカフェの窓際にアーヤと見知らぬ誰かが談笑しているのが見えた。
「…アーヤ？」
普段はこういう場所にいないであろうはずの相手が見え、思わず声に出してしまう。
なんでいるの？
今はマスクを着けているから匂いが分からない、相手は誰？
「ん、なんだよ、彼女が浮気でもしてたか？」
笑いながら野木が訊ねた。
「…んなわけないでしょ。」
まぁ、彼女…候補だけどね。
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裏庭は知っている
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晴紗(プロフ) - トプ画が完成しましたのでご確認をよろしくお願いします＊ (2018年3月5日 17時) (
レス) id: add7b6b2fa (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - 音子さん» わぁ、早速返信してくれてありがとうございます。もし、リクエストなどありましたら気軽に教えてくださいね。少しでも面白いと思ってもらえるように尽力しますから！ (2018年2月15日 19時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - anonyさん» こちらこそ！続き楽しみにしてます！ (2018年2月15日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - 音子さん» 初めてコメントをいただけてとても嬉しいです。ありがとう！これからもよろしくお願いします。 (2018年2月15日 18時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - お話読ませていただきました！とっても文章が綺麗で、上手だなーって思いました！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年2月15日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：anony | 作成日時：2018年2月5日 17時
