1-12 childhood ページ12
「あ、あれアーヤじゃない？」
黒木が指差す方向に俺と上杉は立ち止まりばっと振り向く。この時間にアーヤを見るのは珍しい。でも、もっと珍しい事にアーヤには連れがいた。
「だ、誰だよアイツ。」
「なんで、そんなに慌ててるんだよ。」
茶化したように言う上杉の声も心持ち硬化している。
遠くから見ても分かる高身長。俺や上杉よりも高い、いや、黒木よりも高いか？
オトコ、だよな。私服ってことは浜田のやつではない。男っ気の無いアーヤがあんなに親しくしているヤツって誰だ、ホントに。
「アーヤが取り巻きのいる前であんなに笑ってるって珍しいね。」
確かに、目立つやつと一緒にいて注目されてて笑っているのは珍しい。俺らが玄関前で待っていた時も不満そうな顔をしていた。
むむ、もしやこれは。
「諸君、これは事件だ。」
少し厳格な口調で言ってみる。
1-13 childhood→←1-11 childhood
オススメのKZ!
裏庭は知っている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
晴紗(プロフ) - トプ画が完成しましたのでご確認をよろしくお願いします＊ (2018年3月5日 17時) (
レス) id: add7b6b2fa (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - 音子さん» わぁ、早速返信してくれてありがとうございます。もし、リクエストなどありましたら気軽に教えてくださいね。少しでも面白いと思ってもらえるように尽力しますから！ (2018年2月15日 19時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - anonyさん» こちらこそ！続き楽しみにしてます！ (2018年2月15日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
anony(プロフ) - 音子さん» 初めてコメントをいただけてとても嬉しいです。ありがとう！これからもよろしくお願いします。 (2018年2月15日 18時) (レス) id: c627713d52 (このIDを非表示/違反報告)
音子(プロフ) - お話読ませていただきました！とっても文章が綺麗で、上手だなーって思いました！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年2月15日 18時) (レス) id: e291775004 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：anony | 作成日時：2018年2月5日 17時
