白と黒と、【男主】【刀剣乱舞】 (ページ15)

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陽岬･過去編7 ページ15

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……！天光丸達！、

天光丸「……おい…てめぇら1回落ち着け…

…びゃーびゃーキーキーうるせーし…頭に響くだろーが……」

一期「な！！！？そんな言い方ないでしょう！？！！今、主が倒れて……！」

後藤「いち兄……少し落ち着いてくれ…」

一期「後藤！？！」

天光丸「……ﾁｯ…

主が倒れたからなんだよ

主いねぇからってそんなに狼狽えんのか

そんなんだからいつまでもよえーんだよ」

天光丸の、いつもよりも低く圧力のある声がよく通る

それを聞いて、保護者組たちは反論しようとするも、

天光丸が文句あんのかと、睨み返す

その隣で後藤が悲しそうに目をふせている

天光丸「はぁ、んで？歌仙？？」

歌仙「え？」

天光丸「ここの最古参お前だろーが？

こうなった理由とかわかってる範囲でいい、全部言えや、

お前がしっかりしねぇとダメだろーが

てか、てめぇ以外でこの本丸の誰が指揮を執るんだよ？」

天光丸の指摘にハッとする

歌仙「……！！す、済まない気が動転していて！」

天光丸「はぁ！？昨日の夜、主を抱きしめていた癖に！こんなことで気が動転していてだと！？！！」

都合がいいなぁ！？！

とこちらを睨む天光丸

だが、それが逆にいつも通りで落ち着く

歌仙「……ふふ、羨ましいかい？」

天光丸「てっめぇ……！後でお前覚悟しとけよ……ぶった斬る」

後藤「俺も許さねぇからな！！」

やっと、元の雰囲気に戻り始める

歌仙「2対1は卑怯だね…？雅じゃないよ？」

天光丸「雅もくそもあるかっつーの！」

三日月「ふむ、…何故天光丸はそれを知っている？」

天光丸「……ん？？」

薬研「もしかして、後藤お前…！居ないと思ったら……！」

後藤「はーん！古参の特権！ってやつだな！」

今剣「で、では天光丸もですか！！？ずるいですよ！！！」

天光丸「だまれじじい！！」

今剣「おまえもじゅうぶんじじいでしょう！？」

あの、嫌なざわつきはいつの間にか消え、いつもの賑やかな本丸に戻る

加州「いやいやいや、まって！？主、主倒れてるからね！？」

みんな忘れていたという顔をする

和泉守「とりあえず、寝かせるか？」

燭台切「そうだね、

起きた時お腹空くだろうし、お粥を用意してくるよ！」

堀川「あ、僕も手伝います！」

歌仙「あ、僕も…」

堀川・燭台切「「そこにいてあげて！／ください！」」

そういい、燭台切や、堀川などは厨に行った