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『 …直したはずなんですけど。』
「 全然直ってないよ。
あとね、敬語も直ってない。」
『 つい癖で…。以前務めていた方にも
ずっと敬語でしたので。』
前にも誰かの傍で護ってたんだ。
そう思うと少し胸がきゅっとした。
「 お願いだから敬語直して。
じゃないともう口聞かない。」
『 えっ、それは困ります…。』
「 明日の朝からね。」
『 …分かりました。』
しばらく沈黙になる。
「 永瀬さんはいつからボディーガードの仕事をしてるの？」
『 詳しくは秘密ですけどベテランってわけでもないです。』
ほんとに秘密主義だな〜…。
秘密主義っていうか、守秘義務なのかな。
永瀬さんについて知ってることは何も無い。
私の事は知ってるのに。
「 なんかずるい。」
『 えっ？』
「 私の事は何でも知ってるのに。
好きな食べ物だってなんだって。」
『 …それは仕事ですから。』
永瀬さんも好きで秘密にしてるわけでは無さそう。
「 じゃあ永瀬さんの好きな物教えてよ。
それ以外聞かないから。」
『 好きな物ですか…、』
ん〜〜、としばらく悩む永瀬さん。
これは答えてくれるのかい。
『 …梨、かな。』
「 梨？」
え、梨？可愛すぎない？結構悩んで梨って。
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紫暢(プロフ) - 卵さん» 初めまして、本作に目を通して下さってありがとございます:-) そのお言葉を励みにこれからも頑張ります。 (2019年5月14日 18時) (
レス) id: 4079e9622e (このIDを非表示/違反報告)
卵 - こんにちは、作者さんとは初めましてですね！この作品とても面白いです！これからも、読ませていただきます！更新頑張ってください！ (2019年5月14日 16時) (レス) id: 4c39965e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫暢 | 作成日時：2019年5月13日 2時
