敬語系実況者【最終兵器俺達】

4.無理はダメ、絶対 ページ9

・A






今日はとある場所での撮影なんですが、私だけ用事があり少し遅れて到着。荷物を置いて部屋に入ると、丁度一回目の撮影が終わったらしい。






「お疲れ様です、遅れてすみません」


ﾌｼﾞ「あっ、お疲れ大丈夫だよー」



「ありがとうございます。あの、ヒラさん……大丈夫ですか？」




どうやらビリビリグッツでのゲームをしていたらしく、ヒラさんばかり奇跡的に当たっていたらしい。



ﾌｼﾞ「じゃあ、A来たし、もう1回やる？」


ﾋﾗ「えっ……」


ｷﾖ「俺らは良いけど、ラーヒー無理じゃない？」




確かにヒラさんはどこかやつれているようだ。きっと予想以上に当たったのだろう。



「じゃあ、ヒラさんの代わりに私がやるので、ヒラさん審判ってのはどうですか！」



ｺｰｽｹ「Aが大丈夫なら良いと思うけど」



「よし、じゃあやりましょう」




・




撮影終了後、ヒラさんが謝ってきたけど、私は謝る必要なんてひとつもないですよと伝える。




ﾋﾗ「でも、俺の代わりに……」



「もうこの話はおしまいです！ 本当に苦手なものを無理してやる必要は無いんですよ？」



ｷﾖ「そーそ、その分俺らがフォローするし」



ﾌｼﾞ「じゃあ、キヨ俺の分も」



ｷﾖ「お前は強制参加」





そんなキヨさんとフジさんの会話で笑って、この話は終わった。後々、キヨさんと話し合い私がヒラさんの代わりに積極的に参加する事にした。キヨさんからフジさんとこーすけさんに伝えてもらい、この話は終わった。






後日。最俺ハウスで1人編集をしていたら、ヒラさんが部屋に入ってきたのに気づきながら、編集を進める。





ﾋﾗ「ねぇA、ここに来る前にさコンビニ寄ってきたんだけど、Aの好きなチョコレートの新商品出てたよ」



「ホントですか？ 帰り買って帰らなきゃです(笑)」



ﾋﾗ「そう言うと思って買ってきたよ、あげる」



「えっ、わっありがとうございます！ 見た事ない新商品、ヒラさんもどうぞ」




2人でチョコレートを頬張る。ちなみに私はガーナチョコレートが大好きです。甘さが口に広がり、先程までの疲れが吹き飛んだ。




ﾋﾗ「美味しいね」



「今幸福値が高まってます」



ﾋﾗ「あはは、なにそれ(笑) でも良かった喜んでくれて」





なんてほのぼのしながら、ヒラさんと過ごしました。

Twitter@キヨ→←【実写】激痛！ ビリビリ山手線ゲーム再び！

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す