ムカつくあいつと 【JK】

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『いらっしゃいませ〜』






放課後。

ドアが開く音がして、テーブルを拭いていた手を止めて入口を見る。






『あ、』



JM｢頑張ってるね〜｣







一人で来たらしく、カウンター席に座る。


注文を伝えるとユンギ先輩は手際よく準備を始めて、私は食器を片付けた。







『お待たせしました。』



JM｢ありがとう｣






笑顔で受け取って、カップを口元に運ぶ。







YG｢知り合いか？｣



『はい！同じクラスなんです』



YG｢ふーん…｣





会釈するジミンは、素っ気ないユンギ先輩にちょっとびくびくしている。いつも通りだけど。



カウンターのシュガーポットや甘いソースをチェックして、また奥に入っていく。








『ユンギ先輩はいつもあんな感じだから笑』



JM｢そうなの？じゃあ良かった笑｣






ヒソヒソ話しているとまた入口のドアが開く音がして、いらっしゃいませと言う前に手を振ってきた。









SA｢ユナちゃん〜！ここで働いてたんだね！

…あっ、ジミンくん？｣






嬉しそうにジミンの隣に座る。

ここへ来たのは偶然じゃないんだろうなと察した。









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