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子供は癒し。 ページ3

「すっごーーーーい!」
「まるでお城みたいですね!」
「んじゃあ王様が住んでんのか!?」

ミラクルランドに着き、私たちを出迎えたのは大きな大きなホテル。…いや、これはもうホテルのレベルじゃないかな。

元太くんの言葉に、呆れたようにコナンが返す。


「バーロー、んな訳ねえだろ?ここはホテルなんだから。」
「まあ、ここはミラクルランドの真ん前。長期滞在してミラクルランドで豪遊してる王様気取りの大金持ちとかなら、いそうだけど?」
『はは…確かにいそうかも。』


私と哀ちゃんが微笑みあっていると、蘭が思い出したように口を開く。


「そういえばこのホテル、宿泊客が10万人を突破するって言ってたわね!」
「ほぉー、結構繁盛してるんだな。」


地面に落ちている紙を拾いながら、「みたいだね」とコナンが言う。…あれ、なんの紙だろう?緑にピンク…。折り紙を細かく刻んだのかな?


「あの、失礼ですが…毛利探偵でいらっしゃいますか?」


急に聞こえた知らない男の人の声に顔を上げる。眼鏡をかけてニコニコしている彼は、何だかとっても人当たりが良さそうに見えた。


「ああ…はい。」
「お待ちしておりました。私、依頼人の秘書をしております、高田と申します。早速ですがどうぞコチラへ。」


そう言って横にいる人に、車をどけるように言ってからホテルの中へ進む高田さん。

…車、盗まれたりしないよね。
心配になるんだよなぁ、こんな犯罪都市に住んでるとさ?









案内されたのは広くて豪華な部屋。
だがポツン、とテーブルが1つとそれを挟むように椅子が12脚をおいてあるだけなので少し寂しい感じもする。


「わぁ、すごい!」
「ミラクルランドが一望できそうですよ!」


子供たちは景色に大喜び。
窓へ向かおうとするが、「…ああ、すみません。」


「イスに座って、お待ちください。」
「「「ええー…。」」」
「ほら、文句言ってねえで席につけ!」
「「「はぁーい…。」」」


心底残念そうにする子供たち。

高田さんは「少々お待ちください」と言って部屋から出ていった。

…別に良くない?景色くらい見たってさ。しょんぼりしててすごく可哀想なんだけど。


『まあまあ…。小五郎おじさん、そんな強く言わないであげて?皆も観覧車乗れば同じくらいいい景色見れるよ!』


だから我慢しよ?と言うと、目をキラキラさせてうん!と答える3人。
はあぁぁ、いいね、子供は。癒される…。









「…なんだよ?」
『べっつにぃーー?』

違和感→←危険運転、ダメ絶対。



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あまね(プロフ) - めさめさすきです! (12月29日 23時) (レス) @page23 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
CHARA - 面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月10日 14時) (レス) id: c3eefd4712 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - さあ、これからどうなるの、らんやコナン彼女ちゃん事件解決できるか、コナンと彼女次回は楽しみにしてます (2019年12月3日 8時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - かなさん» ありがとうございます!夢主ちゃんと新一は、絶賛両片思い中ですね。私自身、両片思いって大好きなんですよ笑笑。でも2人がくっつくと蘭が…てことでちょっと切ないですよね。応援ありがとうございます!楽しみにしていてください! (2019年6月21日 20時) (レス) id: 1c08efcab1 (このIDを非表示/違反報告)
かな - この作品大好きです!いつも更新楽しみにしてます!夢主と新一がどうなるのか、とても楽しみです!頑張ってくださいね! (2019年6月21日 7時) (レス) id: e7431ce181 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年5月19日 11時

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