検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:22,625 hit

ページ9

健「え、なんで?」


『だって店長口を開けば、健太さんの話ばかりで!

幼なじみですごいイケメンで、中身もかっこよくて、

俺のヒーローだ!って毎日言ってますよ』


健「なんだそれ、アホか笑」


思わず笑ってしまった。


瑠「まって、何か今俺の悪口言ってなかった!?」


Aちゃんのまかないを作ってた瑠唯が急に振り返る。


『悪口なんて言わないですー!』


え、悪口じゃなかったですよね?と俺に確認してくる。


少し焦った顔がかわいいと思った。


健「悪口じゃないけど、告げ口かな?」


『じゃあ大丈夫ですね!』


健「最近バイト始めたの?」


『あ、そうです!でも3ヶ月くらい前ですね』


意外と最近でもない。


かなりのペースで来てるのに今まで会わなかったんだ。


健「もう慣れた?」


『はい!店長も他の店員さんも優しくて楽しいです!』


健「雰囲気良い店だよね」


『とても!!私ここ大好きなんです!

あ、そういえば私名乗ってないですね、すみません!

比嘉 Aです、沖縄出身です。』


健「やっぱりここは沖縄出身者が集まるんだね。

俺は神谷 健太です。よろしく!」


片手を差し出すと、嬉しそうに握手された。


この子は素直で明るくて、わかりやすい子だ。


癒しを見つけた。


健「Aちゃんかわいいね、付き合おうか?」


『ふえ!?』


突然の言葉に驚いたのか、むせてしまう。


『もう!冗談やめてくださいよ!』


健「本気だって言ったら?」


『うーん、悩みますね。私が好きだと思ったら付き合いますね〜』


まるで他人事かのように冷静に答える。


さっきまで顔真っ赤にして焦ってたのに。


ころころ変わる表情がおもしろくて、かわいい。


こんな気持ち、久しぶりだ。


健「じゃあ好きにさせる」


聞こえないくらいの小声でつぶやいた。


『え、何て言いました?』


健「なにもー」


腑に落ちてなさそうな表情もかわいい。


これは重症だな、と思いながらもこれからがすごく楽しみになった。






瑠「ちょっと健太さん??うちのバイトに手出さないでくださーい!?」


健「まだ出してませーん」

22.川村壱馬 from THE RAMPAGE→←21.神谷健太 from THE RAMPAGE



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
135人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , THERAMPAGE , FANTASTICS,BALLISTIKBOYZ   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

翡翠 - もう最高です! (2020年3月2日 12時) (レス) id: 7a62fb35b6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:藤ちぇる | 作成日時:2020年2月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。