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ンダホ「そっか。そりゃそうだよね。わかった!俺協力するよ!」
A「ありがとうンダホ」
ンダホ「でもどうしたらいいんだろう……Aは、俺にしか姿が見えてないんだよね?」
A「うん。だと思う……あの時、私の声が聞こえたのはンダホだけだったから……」
声が聞こえない以上、それ以外の方法でどうにかシルクと会話するしかない……
しばらく考えていると、ンダホが、あっ!と顔を明るくして呟いた
ンダホ「声がだめならさ、書けばいいんじゃない?」
A「んーどうだろ……まずペンを持てるかが問題だけど」
とりあえず、やるだけやってみなよ、と、紙とペンを机に置いた
………できるだろうか
あの時、シルクには触れられなかった
少し震える手を伸ばし、ペンを掴もうとする
A「あ………」
やはり、ペンを掴むことは出来ずに、机ごと、手がすり抜けてしまった
ンダホ「だめかぁ…………」
A「……………ごめん」
ンダホ「謝らないでよ!きっとまだ方法はあるだろうし。俺と一緒に考えれば良いでしょ?」
A「うん。。ありがとンダホ」
でも、これ以上方法が思い当たらない……
ンダホ「………とりあえず、今日はもう寝ようか?」
時計を見れば、針は10時を回っていた
しかし、不思議と眠気はない
やはり幽霊には睡眠は不要なのか
といっても、ンダホの好意を無下には出来ないし………
A「うん。そうしよっか」
結局、眠れないまま夜が開けるのを待った
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とある演劇部員 - おもいっきり泣いてもーた・゜・(つД`)・゜・ (2018年9月7日 23時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)
うさぽん - 最後マジでボロ泣きしました。゚(゚´Д`゚)゚。(まぁ最初の葬儀でシルクと話せない所で悲しくて泣いてましたけど)これからも良いお話を沢山書いてください! (2018年1月8日 19時) (レス) id: 9e8eb43a27 (このIDを非表示/違反報告)
フランソワ - 久しぶり〜ごま!私もなかなか来れなくて…。そしたらいつの間にか完結してたってゆうね(^^)お話とっても良かった!(*´ω`*) (2017年12月3日 11時) (レス) id: 76e6b16757 (このIDを非表示/違反報告)
まなみん - すみません間違えました。大変でしたね。です (2017年10月30日 6時) (レス) id: 80099c13be (このIDを非表示/違反報告)
まなみん - スマホが水没したのはたいでしたね。更新頑張ってください。楽しみに待ってます。 (2017年10月30日 6時) (レス) id: 80099c13be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごま油 x他1人 | 作成日時:2017年7月13日 6時