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北人くんは私が泣き止むまでずっと背中をさすって、強く抱きしめてくれた


数年前のごめんと言われ抱きしめられた時のとは違う、これからは一緒に居れる、そんな気がした




北「顔、あげて?」



私が泣き止んだことを察したのかそんなことを言ってきた



「やだ···今顔ぐちゃぐちゃだもん、見られたくない」



北「ふふ、じゃあこのベンチに座ろう?」



「うん」



座ってからちょっと沈黙があって、その沈黙を最初に破ったのは北人くんだった



北「言うの忘れてたけど、誕生日おめでとう」



北人くんは私が顔を見られたくないっていうのに気を使ってくれたのか、私の方は見ないで真っ直ぐ前を向いて言った



「ありがとう」



そう言うと私の手をぎゅっと握って
夜空を見上げて話し始める



北「···俺さー、ここに来て夜星を見るの昔からやってたの

辛いこと悲しいこと、悩んでることがあった時に見に来てさ

そしたらこーんな大きな夜空を見上げてたら俺の悩んでることとかがちっぽけに思えてきてさ
そしたら色々吹っ切れていつもそれで前に進んでたんだよね」



北人くんはいつものようにぽつりぽつりゆっくりと話す

そうだったんだと相槌を打とうと思ったらまた話し出す



北「でもさ、1個だけこんな綺麗な夜空を見上げても吹っ切れないことがあってさ

それがAのことだった」



それを聞いた瞬間、ずっと今の今まで北人くんは私を想ってくれてたことが伝わってきて、自分はとんだ勘違いをしてたことに気づいて
胸が苦しくて痛くなって、また涙が込み上げてきた



北「たぶん、そう思ったのがAと本当に別れてからの年のクリスマスにここに来た時だったかな」



あぁあの時かな、翔吾と一緒に来て北人くんを見かけた時



北「そっからはもうだめだぁって思ってここにはもう来なくなったの、だっさいよなぁ笑」



呆れて笑う北人くんに思いっきり抱きついた
そんなことないよって、



北「おぉっ、どうしたの!」



そう言って自然と北人くんは私の背中に手を回してくれた



「私もダサいよ」



北「え?」



「私だって、北人くんに未練たらたらで何をしてても結局北人くんのこと考えてて忘れるなんてできなかった

今まで何人かの人に告白されてきたけど、その度に私は北人くんじゃなきゃダメなんだって気付かされてたの」



北「え、ちょっと待って何人かって樹は分かるけど、他にもいんの!?」



「え?そこ?ていうかなんでいっちゃんのこと··」

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flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます!ちょっと認められ方は予想とは違ったかな?と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (10月27日 22時) (レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます!!ついに北人君…!主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます!がんばれーー! (10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:milk tea | 作成日時:2019年10月10日 8時

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