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樹｢あ、ちょっと寒くなってきたし温かい飲み物買ってくるわ、待ってて｣
｢あ、私も行くよ｣
樹｢や、いいよ、寒いし誕生日だろ待ってろ｣
そう言ってさっと立ち上がって買いに行っちゃった
知らなかったな、いっちゃんが私の事好きだったなんて···
途中、いっちゃんの好きになれたらって本気で思ったけどもういっちゃんは過去にしたいみたいだし何より私の気持ちがいっちゃんに向くことはないって思ったからやめた
諦めなきゃなんて言ったけど、いっちゃんが勇気出して私に言ってくれたし
もう1回伝えてみようかな、相手がいるからって思いっきり振られたい
そしたら、過去にできるかな···
そんなことを思いながら空を見上げる
空にはたくさんの星、
あの時もこんなにたくさんの星があったのかな
この星を見て北人くんはあの時何を思ってたんだろう
急に会いたくなってきた、
家帰ったら振られる覚悟で北人くんを訪ねてみようかな
居るかわかんないけど
ふとスマホを見ると、いっちゃんが買いに行ってから10分経ってる、遅いなぁ
電話かけてみよう
右耳にスマホを付けるのと同時に左ほっぺたに温かいものがピタっと当たる
横目で見ると、
ペットボトルとペットボトルを持った手
｢あ、いっちゃん遅いよ今でん···わ｣
ペットボトルを掴んで振り返ると
そこにはいっちゃんではなく、私に笑顔を向けた
北人くんだった_____
｢なん、で···｣
ボトッ
スマホを地面に落とすのと同時にペットボトルを持った私の腕を引っ張って、北人くんの目の前に立たされすぐに北人くんの腕の中、
北｢待たせてごめん、｣
私の思考回路は停止する
けど、今北人くんに抱きしめられているということだけは分かって、そのぬくもりに
涙が止まらない______
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flowers(プロフ) - ましゅさん» うわぁありがとうございます！ちょっと認められ方は予想とは違ったかな？と思います(笑)けど、最後まで更新頑張ります(^^) (2019年10月27日 22時) (
レス) id: a66ef0650c (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - いつも更新楽しみにしてます！！ついに北人君…！主人公ちゃんのお父さんに認められることを祈ってます！がんばれーー！ (2019年10月26日 23時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milk tea | 作成日時：2019年10月10日 8時
