43 ページ43
実家に帰る荷物を持ち玄関を出る
そしたら、
｢うわ！北人くん！！何してるの？？｣
まるで私を待ってたかのように、私のドアの前に立っていた
北｢Aちゃんの見送りに行こうと思って｣
｢え！そうなの！！だから、昨日いつ帰るか聞いてきたのか｣
北｢そうそう、駅まで送ってくよ｣
そう言って、私のキャリーケースを奪って歩き出した
それについて行く
｢あ、待って！仕事は大丈夫なの？｣
北｢今日は休み！｣
｢あ〜なら良かった、でも1人で行けるから大丈夫だよ！しかもせっかくの休みだし、｣
北｢いいの！俺はAちゃんを送りたいの！｣
｢え、
ありがとう｣
北｢うん｣
北人くんは満面の笑みで私にほほ笑みかける
キュン
なんだか今日はいつも以上にかっこよく見える
北人くんの車に乗る
チラッと運転してる北人くんの横顔を見る
かっこいいなぁ、
あんまり私が見すぎてたのか視線に気づいた北人くんは ん？ って私に言ってきた
そんな姿でさえもかっこいいって思っちゃう私は
たぶん北人くんが好きすぎるんだ
いつになったら伝えれる時が来るかな
そんなことを考えてたら、もう駅に着いてた
北｢Aちゃん、｣
駐車場につき、急に私の腕をつかんで真剣な表情で私を見つめてくる
その視線を逸らせない
北｢俺、待ってる。9月福岡から帰ってきてねちゃんと。 Aちゃんの夏休み俺にもちょうだいね｣
｢う、うん｣
あまりにも真剣な表情でたどたどしい返事になる
｢じゃあね、また帰ってくるから
今日は送ってくれてありがとう！｣
北｢うん！楽しんできてね！｣
｢ばいばーい｣
北｢ばいばーい｣
.
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：milk tea | 作成日時：2019年7月31日 0時
