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未｢おはよ！｣
｢おはよー！｣
未｢昨日どうだった？？ちゃんと連絡先聞けた？｣
｢それがね、聞いてよ！｣
未｢え、なになにどうしたの？聞けなかった？｣
｢いや、その反対！聞けたっていうよりもむしろ自分から教えてくれたの！！！｣
未｢え！良かったじゃんA！！
これで1歩前身だね！！！｣
翔｢え、もしかしてまた出会ったの？？｣
｢わ！びっくりした
また、私の話盗み聞き〜？｣
翔｢またって、俺がこの前盗み聞きしてたわけじゃないから｣
｢あ、そうか！
でも盗み聞きは良くない〜〜！！怒｣
翔｢…っ！｣
翔吾は何か言おうとした けど、未奈が遮って
未｢ま、まあまあそんな怒んなくたっていいじゃん！ね？翔吾も聞きたくて聞いてるわけじゃないんだし｣
｢え、そうなの？｣
聞きたくて盗み聞きしてると思ってた
なぜか未奈の言い方に何か違和感を感じる
でもその違和感が何かは分からない
翔｢あ、え 別に…｣
重い空気が流れる
翔｢…もう授業だから俺行くわ｣
翔吾が歩いてく
｢あ、うん、いってらしゃい｣
私の方は振り返りもせず、どんどん翔吾の姿が小さくなっていく
私が怒ったから機嫌悪くしちゃったかな
未｢A、翔吾の気持ち少しは考えてあげなよね｣
｢え、考えるって何？
やっぱ翔吾、機嫌悪くしたかな？｣
未｢あ、いや、まぁそんなとこ
っていうか、翔吾呼びになったの？！｣
｢そうそう、昨日未奈待ってる時に翔吾と話してたんだけどその時に呼び捨てにしてって言われたから呼び捨てになったの｣
未｢お〜、やるなぁ翔吾｣ﾎﾞｿｯ
｢え？なに？何か言った？｣
未｢ううんなんでもない！今日翔吾に会ったらさっきはごめんって謝っとくのよ〜｣
｢うん、謝っとくね…｣
.
翔吾は私が怒ったことに不機嫌になったんじゃなくて、私が北人くんにまた出会ったことに対して不機嫌になったっていうことは、まだまだ先に知ることになる
.
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作者名：milk tea | 作成日時：2019年7月31日 0時
