【ヒロアカ】無気力系我々幹部【実況者】

始まりの話 ページ1

？？？



"生まれながらに、平等であらず"。



僕の母さんと父さんは双子の姉ばっか優しくして、僕には"愛"と言う名の"暴力"を向けてきた。



2人の幼なじみは少し違ったんだけどね。



いや、別に姉を嫌っているわけじゃないんだよ。姉は可愛いし個性も強かったからね。



でも、個性や顔だけでこんなに左右されるんだって思ったんだ。



そんな中、5歳の頃に捨てられたんだ。理由は"いらないから"。"足でまといだから"……だってね。



今聞くと「は？」って言いそうだね。



まぁ最初は気にしてなかったけど、日が経つにつれて「自分は要らないのかな」って思うようになったんだ。



そんな時に、目の前にあの人が現れて自分にこう言ってくれた。



"んな顔するくらいやったら俺に着いてこい。"



……最初は着いていくか迷った。けどこんな所で死ぬくらいならこの人について行こうって決めた。



……その時のあの人の手はとても暖かかった。



今は、この選択に後悔はない。



「改めてこの国、"日本"の実質TOP1のグルなんちゃらだゾ！」



少し後悔することもあるんだけどね。



「これからお前は俺達"我々だ"の一員だからな！」



怖いけど優しくて、とっても強くて、仲間を傷つけた奴には容赦はしない。お互いを信頼しあっている。そんな人たちに会えたから。



！！

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