ボナペティ！【ALL】 (ページ31)

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◆ ページ31

YG「泣くなよ？俺、ほんとに嬉しいよ」

『慰め、痛み入ります…』

YG「そんなんじゃないよ。なあ、ちゃんと聞いて」

ふざけた口調じゃないから、私はようやくユンギの顔に視線を移せた。

そしたら、思いの外優しい目をして、私を見つめるユンギがそこに。

YG「お前が、俺を思ってすることは全部、愛しい」

あっ。

思わず胸に手を当てた。

ユンギが愛しすぎて、

胸が締め付けられて、

苦しくて痛い。

パンツ一枚のことなのに。

『笑ってよ』

YG「笑わない。面白くない。これほんと…面白いどころか」

YG「お前が自分の趣味嗜好を曲げるの、滅多にないから、感動してる」

やだもう。

だから、より戻して一年近くなるんだってば。

これ以上、惚れさせないで。

YG「あと、趣味悪いってのは、嫌いって意味じゃないから」

『えっ？』

YG「パンツ見るたびに煽られるから、目の毒だって意味だから」

あっ、そうなんだ。

関係持って、何年目かにして知る事実。

YG「でも俺、このパンツでわかったわ」

YG「お前が履いてたら、どのパンツでも、結果は同じ」

あっ、そう言うこと言っちゃうの…

私はそう言うこと言うユンギに煽られるから、結果的に、なんて言うか。

つまりその、

もう一回？

終わり。

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俺で君を奏でる方法【YG】