ろく ページ8
「先生、話あるゆーてたけどなんですか？」
えっと、この人が主将さん、だよね？
先「あー、じゃ、人がいないとこ行こか」
「はぁ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「先生、話って？」
先「詳しくは藤咲から聞いてな
んじゃ、俺は戻るなー」
えっ、
「藤咲さん、やったよな？」
『はっ、はい！藤咲Aです！』
「話って何か聞いてもええか？」
『はい、えっと、私が今から言う話は本当のことなので信じてもらえませんか？』
「話の内容によるな」
『はい、じゃあ、まず、鬼殺隊はご存知ですか？』
「聞いたことはあるけどどんなものかは知らんな」
『では、まず、鬼殺隊の説明からしていきますね』
『鬼殺隊は総勢数百人、鬼という人を主食とする化け物を殺すために作られました。
鬼殺隊は鬼を殺すために特殊な呼吸を使います。
その呼吸を取得するためい血の滲むような努力をしています。
そして、鬼殺隊には階級というものが存在し、下から癸、壬、辛、庚、己、戊、丙、丁、乙、甲の９つです。
甲は一番上の階級ですが、その中で最も強い剣士は柱と呼ばれ、鬼殺隊のトップになります。
柱は現在、私を合わせ10人います。』
「藤咲さんも柱なん？」
『はい、そうです。私は色柱と呼ばれる柱です。そして、最近稲荷崎高校の周辺で鬼の目撃情報が多々あります。だから、私は、稲荷崎高校の護衛のためこの学校に来た、というわけです。』
「だいたいわかったわ。でも、なんで、バレー部のマネージャーをやるん？」
『まだ、説明してませんでしたね。
ここのバレー部には稀血と呼ばれるとても珍しい血を持っている人が何名かいるんです。
稀血とは鬼にとってとても栄養価が高く人によっては50人分、100人分を食べた時と同じになるんです。ちなみに、バレー部にいる稀血は北さんとチベスナくん、双子さんです。』
「そんなにおるんやな。それに俺も稀血やんか。」
『はい。これで鬼殺隊のお話は終わりです！
あっ、北さんって下の名前何て言うんですか？』
「信介やで、北信介。」
『信介さんですね！これからそう呼ばせてもらいます！私のこともA、と呼んでいただけると嬉しいです！名字呼びは慣れてなくて…』
北「もちろんやで。ほな、体育館戻ろか」
『はい！』
そして、私は信介さんとおしゃべりをしながら体育館に戻って行った
この話を聞かれていた、ということに気づかずに
「すごいこと、聞いちゃったかも」
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作者名：みお | 作成日時：2020年9月18日 21時
