彼女の友達 (ページ5)

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依存ページ5

リ「俺に先に出会っとったらAは俺のもんやったんやな｣

『リリーさんに出会っても多分私宜くんに惚れとると思う｣

リ「なんで、あんな奴と一緒に居れるん、｣

『宜くん居らんと私生きていかれへんから、笑』

リ「A？｣

「あ、リリーさん、笑｣

リ「どうしたん、｣

Aちゃんは俺の顔をじっと見つめてじわじわと目に涙が溜まっていた

「私、浮気されちゃった、笑｣

と言った同時に綺麗に涙がポロっと落ちていった

「どうしたらいいかな笑、私。｣

子供みたいにこぼれてくる涙を両手で拭いていた
可愛くてしゃあなかった

俺はそのAちゃんの切ない顔に耐えきれんくなってついAちゃんを抱きしめてしまった

リ「俺のそばにずっと居ったらいいやん｣

とかっこ悪いセリフを言ってAちゃんは俺の胸で固まっていた

リ「かっこ悪かった、、？笑｣

「めっちゃ…かっこ悪い。

宜くんの方がもっとかっこいいこと言えるもん｣

初めて私が宜くんと会ったとき

バイバイするのが辛すぎて

宜くんの手を握って

「ずっと、東口さんの隣に居たいです｣

とわがままなことを言った

宜くんは真っ直ぐ私の顔を見て
眉毛を下げて微笑んでくれた

私はその顔に何故か涙腺がうるっと来たんか

涙がボロボロ出た

「ごめんなさいっ、｣

と子供みたいに両手で涙をふいていた

でも宜くんは

「泣かんといて？｣

と一言言ってからから下を向いていた私の顔を持ち上げ

親指で私の涙を拭いてくれた

「泣いたらばいばい尚更出来んくなってまうわ、｣

泣かないでなんて言わないで。

東口さんのこと本気で好きになっちゃう

「好きや、ずっと一番好きやから｣

と耳元で言われた私は一瞬で
東口さんのことを本気で好きになってしまった