初体験の人 ページ3
「嶋佐さんも、いっちゃんと帰りたかったでしょ〜」
嶋佐「いっちゃん、?」
「一花の事だよ〜」
嶋佐「あぁ、いや俺は、」
「…嶋佐さん完全にいっちゃんに惚れてたもんね笑」
嶋佐「惚れてないよ」
「じゃあ、私といっちゃんどっちかタイプ?」
嶋佐「…ん〜、」
「ってか眠たいよ〜しまっちゃん、」
嶋佐「…しまっちゃんって俺の事、?」
「うん」
嶋佐「しまっちゃん…か笑」
「しまっちゃんの家まで連れてって?」
嶋佐「えっ?」
嶋佐は、顔がお酒で赤くなっていて耳がだんだん赤くなっていた
「しまっちゃんの家までLETSGO!」
嶋佐「いや、でも」
「はやくはやく!!!」
私は今でもふらふらで倒れそうな体で嶋佐の手を掴んで
走った
・
・
「ここ?しまっちゃんの家」
嶋佐「そう」
「ふーん」
嶋佐「家汚いよ?」
「別に平気笑」
嶋佐「そっか」
私はヒールを脱いで嶋佐の家へ上がった
嶋佐「Aちゃん、明日仕事行けなくなるよ?」
「休むもん、ズル休み」
嶋佐「ダメだよ、一花ちゃん悲しむよ?」
「ほら!ほら!いっちゃんのこと気にかけてる!やっぱり好きなんだ〜」
嶋佐「じゃあ、Aちゃんは気になる人とか居るの?」
「国崎さん!!!」
嶋佐「え?…国崎さん?」
「あの笑顔でじっと見られたらなんかキュンってしちゃって」
嶋佐「うん、」
「逆に!しまっちゃんはいっちゃんのどこが好きなの?」
嶋佐「いや、ほんとに好きじゃ」
「可愛いところ?ちょっぴり抜けてるところとか?!」
嶋佐「…あ、そうそう!」
「そっかぁ〜笑、じゃ私もう寝るね」
嶋佐「え?!ここで?!」
「当たり前でしょ〜?
しまっちゃんは私の隣ね!」
嶋佐「え?」
私はふざけたことをいい嶋佐と一緒に寝た
・
・
朝8時
「ピピピ〜」と朝のアラームが鳴った
「ん〜!!」
あれ、私のベッドじゃない、
しかもメイク落としてないし
嶋佐「ん〜Aちゃん…?」
「…は?」
確かこの人は、昨日の合コンの人…
嶋佐…?という名前だった気がする
嶋佐「Aちゃん、まだ8時だよー?」
「……ちょ、ちょっと待って!!!」
嶋佐「ん?」
「なんで!なんで!裸なの!」
嶋佐「え?昨日のこと覚えてない?」
「………うそ、でしょ?」
嶋佐「ほんとだよ笑」
私は勢いよくベッドから抜け出し帰る準備をした
嶋佐「Aちゃん?」
「…ふざけんな、大っ嫌い!!!!」といい
私は嶋佐の家から出ていった
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作者名:今宵 | 作成日時:2022年3月16日 22時