正解など存在しない ページ7
アクロ「……それがお前の答えか？」
ノアは静かに頷いた。
アクロ「えーっと？辛党だったな。」
カライナ「(カライナ 何だけど……。)」
アクロ「お前の獲物は貰ってく。
此奴をハイラントにしでもいいだろ？
俺の勝手だしなぁー。」
カライナ「無駄だそのクリミネルは逃亡中のクリミネル。
お前に保護しても暴れる可能性があるだろ。
だから警察署に行き……」
カライナがまだ話をしている時アクロは口を挟んだ。
アクロ「んなの知らねぇよ。」
カライナ「自分勝手すぎるだろ！？？」
真顔で言い放つアクロ。
話しが通じず、怒るカライナ。
アクロ「俺は、�爛螢競襯船瓮鵐肇辧璽蹇辞瓩砲覆襦�」
カライナ「犯罪者の救世主、理解不能だ。
そんな事をすればこの世界は崩壊する。
馬鹿な事をする前に警察署に行け！！！」
ノア「行くなら逃亡なんてしないでもう行ってるでしょ。
私は敵を打つまで逃げ続ける。」
冷静に淡々と話すノアに痺れを切らしたカライナは
カライナ「はぁ、お前らと話してるときりがねぇ……。
もう時期、警察が来る。
俺はそれまで手前らを足止めする、」
ギロっと睨むカライナにアクロはビクリともしなかった。
まるで予想でもしたかのように、
アクロ「ご忠告どうも。
んじゃ逃げっか。」
ノア「は！？
どうやって……。」
アクロの言葉は意味が分からない。
ノアはそう確信した。
だが、彼の言葉は未来へと繋がる。
そう思った。
ノア「しょうがない。」
ノアが作り出した人形はアクロとノアを手のひらに載せ飛んだ。
カライナ「チッ逃がすか！！！」
カライナもその人形に、追いつこうと必死に追いかけた。
だが……。
ノア「無駄だ。
私の作り出した人形だから私が自由自在に操れる
無駄な行為だ。」
アクロ「餓鬼じゃねぇな。
お前。」
ノア「16だ。」
アクロ「2歳年下か。」
ノア「18……なのか……。」
アクロ「そうだけど？」
ノア「見えない……20超えてるかと……。」
アクロ「俺は手前はもっと下だと思ってたわ。」
アクロとノアはカライナを忘れ雑談をしていた。
等々、切れたカライナは人形を殴った。
が、
人形はビクともしなかった。
ノア「だから無駄だって。
私の想像だから。」
冷たい目をカライナの方に向けた。
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作者名：ゆおんくん | 作成日時：2017年3月22日 19時
