検索窓
今日:2 hit、昨日:39 hit、合計:81,128 hit

35 ページ35

____









チャイナ娘から聞いた場所へ向かってる途中だった。曲がり角から突如人影が見え、誰かとぶつかりそうになり









「っ、悪ィ__」









そう声をあげ、相手に目線をやると









「私こそ..すみません__..って、あれ..十四郎さん...!」









それは彼女だった。すると、その後に









「おい..俺から離れるなって言っただろィ。何逃げてんでィ」









総悟が来て彼女の手を掴む。が、彼女はそれを振り払い俺の後ろへと隠れるようにして









「触らないでください、...何度も言ってますけど、貴方は私のタイプじゃないんで。」









「なんで俺がフラれたみたいになってんでィ、言っとくけど俺もてめーみたいなガキに興味ねェよ、勘違いしないでくだせェ。」









なぜか言い合いが始まる彼女と総悟。..なんだ、これ。どういう状況なんだ? ..そして、どうやら彼女もそんなことを思ったようで。俺と隣にいる万事屋を見ながら









「あの..何されてるんですか?お二人で..お散歩?」









彼女がそういって首を傾げると、万事屋の野郎が









「んな訳ねーだろ!..お前がいなくなった、って神楽からきいてよ...それで__」









「あぁ、そういえば神楽ちゃんとはぐれちゃって...それでこの方に会ったんですけど、なんか私にまとわりついてきて..」









「黙れくそアマ、人聞きの悪いこと言うんじゃねェ」









そういった後、総悟は周りに聴こえるか聴こえないかくらいの音量で「せっかく俺が護ってやったのによ..」と呟く。









俺は総悟の元へと寄り、小声で何があったのかと聞くと









「..あの女の言った通り、偶然会いやしてね。フツーならスルーしやすが、妙な連中が彼女の背後に見えやして...今も多分、つけてきてやすよ。」









そういって総悟はチラリと後ろに目をやる。路地裏に何か人の気配が見えた気がしたが、とりあえず話している総悟の方に目線を戻す









「俺はここまであの女護ってやりやしたんで。土方さん、あとは頼みやした」

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 土方十四郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
- もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。