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「..まァ、それとは別の話になるんだけどよ、」
食べている途中の団子を一旦皿におき、話始める万事屋。
「最近、アイツ誰かに目つけられてるみたいでよ...アイツといるとどっからか視線感じるっつーか、」
「アイツから色々と話は聞いてる。..親と縁を切っただなんて言ってたが、それはただ単にアイツが間宮の家を離れただけだろ。まだアイツはあの間宮の人間だと思ってる奴等もいる、そうだとすれば__」
...そうだとすれば、今あの一番の権力者であった母親は捕まった。間宮の家の権力者は自然とアイツに移る
「アイツの持つ権力や金目当ての連中がいるってことか?」
「...そうかもな、それにそうじゃなかったとしてもだ。アイツ自身が金になりそうじゃねぇか、..誘拐されてどっかに連れていかれる危険性も無くはねェだろ。」
「...じゃあ尚更、お前が側にいてやんねェといけないんじゃないか」
「なんで俺だ、...生憎俺はお前みたいに彼女に好かれて無いんでね。煙たがわれるだけだ、..それに今はアイツの側には神楽が__」
すると、俺の携帯が鳴り。それは彼女からだった
しかし、電話に出たのは彼女でなくなぜかチャイナ娘
「もしもし、トシアルかー?」
「おう、そうだが...ってなんでお前がアイツの携帯でてんだ。アイツはどうした、」
「それがいなくなったアルヨ、..一緒にいたのに目離した隙にいなくなってて、携帯だけが落ちてたネ。」
「いなくなったって...おい、チャイナ娘。お前、今どこにいる?今すぐそっち行く、__」
そういってチャイナ娘から場所をきき、俺は立ち上がる。万事屋にアイツがいなくなったことを伝えると、野郎も立ち上がって
「やべェな、変な事に巻き込まれてなきゃいいけどよ...」
なぜだが胸騒ぎがする、...この嫌な予感が的中してなきゃいいが___
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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時