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2人で死んだように眠って
幸せな朝がやってきた
社長の髪が一部分だけアンテナみたいに跳ねてたり
私の顔が浮腫んでいたり
そんな他愛もない事でいちいち笑い合った。
なかなかベッドから動けずにいた所、コンコン、と部屋のノックが鳴る
やば！！お母さんだ！
入って来られたら非常に困る
「2人とも中に居るのー？」
「い、いるよー！ちょっと待って、」
慌てる私を制して社長が声を発する
「お母様。昨晩は大変ご迷惑をお掛けしました。僕の体調が整いましたら後ほどご挨拶させて頂きます。」
「あら〜良かった！じゃあ下で待ってるわね」
ドアを開けずに去ってくれたお母さん
よ、良かった…
「慌てすぎだ」
「ミミミンソク、ありがとう」
「早く服着て降りるぞ」
「はい！」
バタバタと整えてリビングへ向かう
朝食のいい匂いが漂っていて
両親がテーブルで談笑していた
「お母さん、お父さん、」
中へ入り声を掛けると2人がこっちを振り向いた
一礼して両親の前の床に膝をつく社長
「はじめまして。Aさんとお付き合いさせて頂いておりますキム・ミンソクと申します。昨晩は大変申し訳ございませんでした。このような形でご挨拶に伺った事をお許し下さい」
そのまま床に頭をつけた
両親が慌てて立ち上がる
「まぁ！頭を上げて、ミンソクさん。気にしなくていいのよ。」
「そうだぞ。どうせ元はうちのAが悪いんだろう。椅子に座りなさい」
ゆっくりと頭を上げて背筋を伸ばす社長
「失礼致します」
立ち上がり、椅子に座った
慌てて私も隣に座る
「ミンソクさんとはどこで？」
「えっと…会社の…社長さん」
「「えっ！！？？」」
驚く両親
そりゃあそうだ。
「自己紹介が遅れました。株式会社SEMの代表取締役社長をしております」
ぺこりと頭を下げる社長に呆然とする両親
「なんでまたそんなお偉いさんがうちの娘なんか…」
娘に対して失礼なお父さん
「一言で表す事は難しいのですが…Aさんはとても純粋で、今まで僕が出逢った事のないような素敵な女性です」
真っ直ぐ両親を見て言い切る社長に感動する
「色々な事がありましたが…僕はAさん以外の女性との未来は考えられません。初めてのご挨拶で言うことではないと思いますが…Aさんとの結婚をお許し願いたいです。」
それを聞いて、ハッと息を飲み手を取り合う両親
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halohalo976(プロフ) - 数年前に大好きで読んでいて、今でも忘れられずふとまたこの作品を読みたいなと思ったのですが...サイトに飛んだのですがページがないようで...他の作品も大好きなのでぜひとも公開して頂けないでしょうかㅠㅠ生きる活力をください..._:(´ཀ`」 ∠): (2021年10月5日 1時) (
レス) id: 66d856abd6 (このIDを非表示/違反報告)
叶多(プロフ) - サイト飛んだんですが、ページがないみたいで。すごく好きな話だったんでまた読みたいんですが(><) (2020年2月7日 2時) (レス) id: 6f8ef4ca07 (このIDを非表示/違反報告)
のんちー(プロフ) - もう更新しないのですか？続きが気になってます。 (2018年9月4日 20時) (レス) id: bf0265463f (このIDを非表示/違反報告)
Dollar - シウちゃんを愛する気持ちと一生添い遂げようと思いました。笑笑 (2018年1月2日 22時) (レス) id: 44faffd26a (このIDを非表示/違反報告)
苺於(プロフ) - 初めまして！ほんとにこのお話大好きです！もうヤバイです！(語彙力…) 受験勉強そっちのけで読み込んでしまって気づいたら半日終わってました(T_T) シウちゃんまじで好きすぎる。器のでかさ半端ないっす。もはや尊敬のレベル！かぴさんのファンになりました！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 759e9cc09f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月3日 12時
